事務管理費とは?信用取引の費用を初心者向けに分かりやすく解説!

元々株取引をやっていて、信用取引にも興味を持つ方は多いと思います。
高いリターンが狙えて、現物取引より売買手数料も割安っておトク!と思われるかもしれません。
でもちょっと待ってください!
たしかに売買手数料は割安ですが、信用取引にかかる費用は売買手数料だけではないんです。
信用取引を始める場合には、この費用を把握することが非常に重要になってきます。
始める前にちゃんとリサーチした方は、逆に専門用語の多さに尻込みしてしまうかもしれませんね。
よく分からない用語が並んでいると、それだけで始めるハードルは高くなると思います。
でも一つ一つ理解していけば、実はそんなに難しいことはないんです。
今回は信用取引にかかる費用の一つである、「事務管理費」の解説をしていきます。
・信用取引の費用にはどんなものがあるのか
・事務管理費とは何か
・事務管理費の計算方法
この3点について、初心者向けに分かりやすく説明していきます。
リスクや収益面を気にするなら、同じくらいコストも気にしないとダメです。
予想外の金額を支払うことになった…とならないよう、一つずつしっかり理解していきましょう。
信用取引を始めてみようと思った時点で、あなたは大きな一歩を踏み出せています。
リスクやコスト面がちゃんと理解出来れば、あとは実際に始めてみるだけですよ。
「そもそも信用取引ってなに?」という方はこちらからお読みください↓
信用取引にかかる費用をおさらい!
信用取引は、証券会社からお金や株を借りて行う取引です。
お金や株を借りることが出来るので、手持ち資金よりも大きなお金を動かせることになります。
しかしこれらは当然タダで借りることは出来ません、取引を行う際は様々な費用が発生します。
売買手数料のみの現物取引と比べると、結構いろいろな費用がかかってきますよね。
手持ち資金以上の額で取引が出来るわけなので、当然と言えば当然の費用です。
この費用の中でも今回解説する「事務管理費」は、買い・売りの両方で発生します。
買い方・売り方に関係なく発生するので、どんな費用なのか、きちんと把握しておきましょう。
事務管理費ってなに?
事務管理費とはその名の通り、信用取引を行う際にかかってくる管理料のことです。
証券会社によっては「信用管理費」「信用取引管理料」「信用事務管理費」とも呼ばれています。
全部覚える必要はないです、色々な呼び方があるんだなと分かっていれば大丈夫です。
信用取引管理料(事務管理費)とは建玉を管理する費用で、建玉を保有した期間に応じて発生するものです。
新規建約定日より1ヶ月ごとの応当日(休日の場合は前営業日)を経過する都度、1株あたり10.8銭(税込)
(金融商品取引所等が定める売買単位が1株もしくは1口である銘柄については1株につき108円(税込))の割合で発生し、建玉決済時に徴収されます。
「建玉」とは、取引の約定は済んでいて、反対売買されずに残っている未決済分の株のことです。
事務管理費は残っている株を管理するために支払う、事務経費みたいなものですね。
どんな場合に発生するの?
この事務管理費は、建玉を保有してから1か月を経過すると発生します。
その後も1か月ごとの応当日を経過する度に、費用がかかってきます。
逆に言うと、1か月よりも短い期間しか保有しない場合は考慮しなくて大丈夫です。
いくらかかるの?
事務管理費は、どの証券会社も1株あたり10銭程度で設定しています。
1銘柄あたりの最低金額は100円(税抜)、最高金額は1,000円(税抜)のところがほとんどです。
株を管理する費用なので、保有期間が長いほど費用もかかってくるというわけですね。
事務管理費の計算方法
事務管理費の計算自体はとても簡単です。
100銭で1円なので、10銭は0.1円です。
なので株数に0.1をかけて、さらに保有期間の月数をかけるだけです。
最低金額が100円なので、100~1,000株の取引であれば全て100円ですね。
あとは上限(最高金額)が1,000円ということさえ覚えておけば、事足りると思います。
1か月経過したかどうかは、約定日ベースで計算されます。
そして事務管理費が徴収されるのは、1か月ごとの応答日ではなく、返済をしたタイミングです。
少し分かりにくいと思うので、例を挙げて見ていきましょう。
10/1 :新規建で20,000株を保有
11/10:3,000株を返済 ⇒ 事務管理費は上限の1,000円×1か月=1,000円
11/15:2,000株を返済 ⇒ 前の返済日から1か月経ってないので、事務管理費はかからない
1/10 :10,000株を返済 ⇒ 事務管理費は上限の1,000円×2か月=2,000円
2/20 :5,000株を返済 ⇒ 事務管理費は5,000株×0.1×1か月=500円
10/1から保有し始めたので、1か月後の応当日は11/1になります。
しかし11/1に事務管理費が徴収されるのではなく、一部返済をした11/10に費用が引かれます。
20,000株×0.1円=2,000円ですが、上限は1,000円なので1,000円に保有月数をかけます。
1/10にはその時点で保有していた残りの15,000株に対しての事務管理費が引かれます。
期間は10/1からは3カ月経っていますが、11/10に1か月分を支払い済みなので2か月分になります。
20,000株を4か月超保有したことで、計3,500円の事務管理費がかかるわけですね。
計算自体は簡単ですが、例に挙げたように事務管理費は返済時期によって額が変わってきます。
なので1か月毎の応当日がいつになるのか、しっかりと認識しておくことが大切です。
まとめ
信用取引にかかる費用をおさらい!
・信用取引は、証券会社からお金や株を借りて行う取引です。
・売買手数料以外にも「事務管理費」や「貸株料」「逆日歩」といった様々な費用が発生します。
事務管理費ってなに?
・事務管理費は、建玉を管理するために支払う費用です。
・建玉を保有してから1か月を経過する度に発生します。
・1株あたり10銭、1銘柄あたりの最低金額100円、最高金額1,000円で設定している場合が多いです。
事務管理費の計算方法
・株数に10銭(0.1円)をかけて、さらに保有期間の月数をかけるだけです。
・1か月経過したかどうかは約定日ベースで計算され、返済をしたタイミングで徴収されます。
株の用語って初心者にはなじみのない言葉ばかりで、それだけでめげそうになりますよね。
でもしっかり理解をしていけば間違いなく知識はつきますし、投資の幅も広がります。
リスクやコストをおさえた上で、無理のない投資生活をしていきましょうね。
「事務管理費」以外の費用についての記事はこちら↓
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