信用取引とはなにもの? できることからルール、リスクまで徹底解説!

信用取引とは、簡単に言うと「証券会社からお金や株を借りて取引をすること」です。
信用取引をうまく利用すれば、高い利益を叩き出すことができます。
しかしその分リスクも高いです。
うまく利用しないと大きな損が生まれてしまいます。
それどころか借金の可能性も…
せっかく増やした100万円を失っただけでなく、新たに100万円も借金を背負ってしまいました。まさか元手を失い、さらに100万円もの借金を負うとは思ってもいなかった柴田さんは大変なショックを受け、今は生活を切り詰めながら少しずつ借金を返す毎日が続いています。
引用:第9回:信用取引 お金の失敗談【NTTライフ】
信用取引に興味がある方はこんなことにならないように、
勉強し、リスク管理をし、ある程度の覚悟を持って、信用取引に挑みましょう。
それがお金持ちな投資家への第一歩です。
以下の文章では、信用取引でできること、ルール、リスクについて解説しています。
信用取引でできること
信用取引とは、担保(委託保証金)を預け、
証券会社からお金や株を借りて取引をする制度です。
お金や株を借りての取引では以下のことができます。
1 手持ち資金以上で取引(信用買い)
現物取引(普通の取引)では、手持ち資金以上の取引は不可能です。手持ち資金が30万円だと、30万円以上の取引はできません。
しかし信用取引であれば30万の最大約3倍、90万円までの取引ができます。
証券会社からお金を借りて取引をするので、手持ち資金よりも大きなお金を動かせるというわけです。うまく使えば最大3倍の利益を出すことができます。(自分が得るお金はそこから借金を引いた分)
30万円で2倍の利益が出たら60万円。90万円で2倍の利益が出れば180万円。どちらが利益が大きいかは明白ですね。
大きな利益を生むためには大きな資金が必要です。しかし数十万、数百万の大金なんてそう簡単にポンポンと出てきません。そんなときに活躍するのがこの手法。この手法を使えば、それなりの資金で大きなお金を動かせます。大きな利益を狙えるのです。
そのぶんリスクは凄まじいですが。(くわしくは信用買いのリスクへ)
2 株価下落で儲けられる(信用売り、空売り)
当たり前ですが、株を売るには株を保持している必要があります。しかしこれは現物取引(普通の取引)の場合です。信用取引では株を持っていない状態で売ることができます。
証券会社から株を借りて売るので、持っていない株を売れるというわけです。このしくみを使って、株価が下落したときに儲けることができます。
現物取引(普通の取引)の基本は「安く買って高く売る」です。株という言葉をイメージすると、これが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
信用取引は逆の発想で儲けられます。「高く売って安く買う」です。
- 1000円の株を100個借りて売ると、1000×100で10万円が手に入る
- 同時に借金ならぬ、100個の借株が生まれる。借りた株は返さなければならない
- 株を返すために株を買い戻す←ここで株価が落ちていれば利益あり
- 買い戻すときに株価が600円になっていれば、費用は600×100で6万円。6万円で借りた株を返せる。
- 借りて売ったお金は10万。返す株は6万。10万ー6万で4万円の利益
これが「高く売って安く買う」の正体です。株価が上がるときだけでなく、下がった時にもチャンスがあるのです。この手法を知っていれば、折れ線が下に向かって進んだときに悲まずに済みます。
その分リスクは無限大ですが(くわしくは信用売り、空売りのリスクへ)
ほぼノーリスクで株主優待がもらえる(優待クロス)
信用取引の仕組みを使って「ほぼ」ノーリスクで株主優待をもらうことができます。
現物取引(普通の取引)で株を買う。信用取引で同じ量、銘柄の株を借りて売る。このふたつを同時に行うことで、株価変動関係なく優待を手に入れられます。
手数料500円で2000円相当の優待が手に入ることもあります。
個人的にはこの手法が一番おすすめです。「ほぼ」ノーリスクですよ。何かを得るよりも、何かを失うほうがイヤですよね。だから株は怖いですよね。この手法ならお金を失うことは「ほぼ」ありません。株が怖いならこれをやるべきです。
やってみたい人はコチラ。
信用取引の決まりごと
信用取引には独自の決まりごとがあります。
1))担保(委託保証金)
信用取引は証券会社からお金や株を借りて取引します。お金や株を借りるには、担保として現金や株券を証券会社に預ける必要があります。この担保のことを委託保証金といいます。委託保証金は30万円以上、かつ借りた金額の30%以上と決まっています。
2)金利
信用取引では証券会社からお金を借りて取引をします。それはいわゆる借金なので、金利が発生します。そして金利は毎日発生しています。長い期間株を持っていると一日ごとに積み重なっていきます。
金利は証券会社によって異なります。証券会社を選ぶ基準のひとつに金利の安さを入れるべきでしょう。
3)貸株料
空売り、信用売りでは株を借りて取引をします。実は株を借りるのにもお金はかかり、そのお金を「貸株料」と言います。株のレンタル料です。
4)6ヶ月以内の清算
一度持った(空売りした)株は6ヶ月以内に清算する必要があります。お金や株を借りての取引なので、借りた物は返さなければなりません。借りたものをずっと持っているわけにはいきません。
しかし、最近では返済期限が6ヶ月以上の信用取引もあります(一般信用取引)
信用取引のリスク
信用取引は危険とよく耳にします。確かに危険です。立ち回りを間違えれば手持ち資金以上の損失が出る可能性があります。
しかししっかりとリスクを知り、適切な管理をすれば怖がらなくても大丈夫です。
信用買いのリスク
レバレッジのリスク
信用買いでは担保(委託保証金)を預けてお金を借り、最大約3倍までのお金で取引ができます。これをレバレッジ(てこ)と言います。大きな利益を狙えるのですが、その分リスクが大きいです。
現物取引(普通の取引)と信用取引を比較しました。株価が1/2になってしまった時の損失額です。
現物取引
手持ち資金の30万円で取引 |
30万×1/2=15万
マイナス15万 |
信用取引
30万円を担保に90万円で取引 |
90万×1/2=45万
マイナス45万 |
現物取引であれば損失は15万で15万円のお金が残ります。しかし信用取引だと45万、手持ち資金以上の損失です。
信用取引は手持ち資金よりも大きな損失を出し、負債が発生する可能性があるのです。
信用売り、空売りのリスク
1)リスクは無限大
信用売り、空売りは株価が下がると儲けが出ます。逆に言えば株価が上がると損失が出るということです。そして株価は下がるときは最低でも0円までですが、上がるときは上限がありません。株価はどこまでも上がっていく可能性があるのです。損失額がどこまでも上がっていく可能性があるのです。
信用売り、空売りのリスクは「買いは家まで売りは命まで」という格言があるほどです。信用買いの損失は最悪家を失うくらいで済むが、信用売りの損失はヘタすると大きすぎて命まで持っていかれるという意味です。
2)逆日歩(ぎゃくひぶ)のリスク
信用売りには逆日歩というコストがかかることがあります。
逆日歩は株を借りたときに発生することがあります。証券会社から株を借りるときにその株が不足していると、証券会社は他の投資家から借りてきます。そのレンタル料が逆日歩です。
逆日歩の金額は日々変化するので危険です。いつの間にまにかコストが大きく膨らんでいるという可能性もあります。空売り、信用売りのときは逆日歩に十分注意しましょう。
また逆日歩はある程度の予測ができます。詳しくはコチラ
恐怖の追証(追加保証金)
信用取引で最も怖いのは追証です。追証とは担保を追加で入れる必要がある状態です。
信用取引では、担保を預け証券会社からお金や株を借りて取引をします。借りたもので取引をしたときに大きな損失が出ると、追証が発生する可能性があります。
取引で損をすると、損をした分は手持ち資金である担保から引かれます。そして担保が一定のラインを越えて減ると、追加でお金を入れなければならなくなります。それが追証です。一定のラインは証券会社から借りた額によって変わります。
追証を払わないと、保有している株が強制的に清算されます。
追証は信用取引で最も出くわしてはならないもののひとつです。
まとめ
信用取引でできること
- 手持ち資金以上で取引
→大きな利益が狙える
- 株価下落で儲けられる
- ほぼノーリスクで株主優待がもらえる
信用取引の決まりごと
- 担保(委託保証金)を預けなければならない
- 金利が発生する
- 貸株料が発生する
- 6ヶ月以内に清算する必要がある。
信用取引のリスク
- 信用売りはリスクが高い
→負債の発生の可能性
- 信用売り、空売りのリスク
→リスクは無限大
→逆日歩のリスク
- 追証のリスク
信用取引には大きなリスクが潜んでいます。しかしだからといってむやみに怖がる必要はありません。しっかりとリスクを知り、適切な管理、運用を行いましょう。それがお金持ちな投資家への一歩です。
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こんにちは!「とら」です。
お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、
少し自己紹介しますね^^
私はみなさんと同じように本業をしながら
ネットビジネスをやっていて、
月100記事以上ほぼ自動で記事作成できるようになって
本業卒業間際
の男です。
とらのプロフィールページ
全然センスもかけらもなかったし、
ビビって行動できないような人間でしたが
なんとか仕事をやめられるくらいの
仕組みを作ることができました。
正直な話、正しい方法さえわかっちゃえば
誰でもできると思います。
もちろん、仕組みができるまでは
たくさんの作業と時間は必要で
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