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優待利回りとは?お得な株主優待銘柄と要注意な優待銘柄の見抜き方!

 
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江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

「どんな株主優待を貰おうかな~」って考えるとき、ワクワクしますよね。

だけど、たくさんあり過ぎてどの銘柄にするか、迷っちゃいますよね。

できるだけお得な優待が欲しいですし、失敗したくないです。

 

そこで、銘柄を選ぶ指標の一つとなるのが、優待利回りになります。

優待利回りを考えないで銘柄を選ぶと、コスト的にメリットがなかったり、優待内容の改悪、廃止という憂き目に遭うこともあります。

 

「せっかく優待をゲットしたのに、コスト的にマイナスだった・・・(涙)」

「せっかくクロスしたのに、直前になって優待が廃止されてしまった・・・(涙)」

労力とお金をかけて優待を手に入れるのですから、そんな悲しいことにならないようにしたいですよね。

企業の優待がどれだけお得なのかを教えてくれるのが、優待利回りです。

 

この記事を読むと

・優待利回りって何だろう?

・優待利回りって、どうやったらわかるの?

・お得な株主優待銘柄と、要注意な優待銘柄って、どうやって見抜いたらいいの?

なんてことがわかります。

優待利回りについて知れば、銘柄選びがもっと楽しくなりますよ!

 

では、優待利回りについて説明していきます。

 

優待利回りとは?

優待利回りとは何でしょうか?

優待利回りとは、投資金額に対する株主優待の割合のことです。

投資金額に対して、株主優待の価値が年間でどれくらいあるかを数値化したもの(%)です。

個人投資家が、還元率の高い優待銘柄を見つけるための指標のひとつです。

 

野村証券の証券用語解説集では、優待利回りについて次のように説明されています。

優待利回り(ゆうたいりまわり)

投資金額に対する株主優待の割合のこと。

株式を買った金額に対して、株主優待の価値がどれくらいあるかを数値化したもので、個人投資家が還元率の高い優待銘柄を見つけるための指標のひとつとなる。

計算式は「優待利回り(%)=株主優待の価値(金額換算)÷投資金額×100」。

一般的に数値が高いほどお得な優待とされるが、株価が下がることで分母である投資金額が減るため、優待利回りが高くなる場合もある。

引用:野村証券の証券用語解説集

優待利回りの計算式は

「優待利回り(%)=株主優待の価値(金額換算)÷投資金額×100」

です。

 

例えば、

株主優待の価値が2,000円、投資金額が160,000円の場合は、

2,000円÷160,000円×100

で、1.25%の優待利回りになります。

 

では、実際の銘柄を例に挙げて、優待利回りを見てみましょう。

 

優待利回りの計算方法を事例でご紹介

株主優待が人気の企業を例に挙げて、優待利回りの計算をしてみましょう。

すかいらーくホールディングス(3197)

NO1優待とも言えるくらい人気のすかいらーくホールディングス。

「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などのファミリーレストランを全国展開している企業です。

100株以上保有していると、3000円のお食事券が年2回、合計6000円分貰えます。

 

ここで、株価が1602円だったとします。

この条件で、優待利回りを公式に当てはめて計算してみると、

「優待利回り(%)=株主優待の価値(金額換算)÷投資金額×100」

株主優待の価値(6000円)÷投資金額(1602円×100株=160,200円)×100=3.74%

となります。

 

ですから、すかいらーくの優待利回りは、3.74%ということになります。

ガストやバーミヤンなどに行かれる方にとっては、優待利回りが高く、かなりいい優待内容と言えます。

 

すかいらーくについてもっと詳しくわかる記事があります。

参考にしてくださいね。

藤久(9966)

藤久は、主に手芸の材料などを取り扱っている企業で、「クラフトハートトーカイ」を全国展開しているチェーン店です。

手芸好きな方にオススメの企業です。

株主優待は年に2回、100株以上保有で、チェーン店利用可能なお買物券5000円分(2500円×2回)が貰えます。

 

ここで、株価を936円だったとします。

この条件で、優待利回りを公式に当てはめて計算してみると、

「優待利回り(%)=株主優待の価値(金額換算)÷投資金額×100」

株主優待の価値(5000円)÷投資金額(936円×100株=93,600円)×100=5.34%

となります。

 

ですから、藤久の優待利回りは、5.34%ということになります。

優待利回りは、かなり高いですね。

手芸好きな方にとっては、とても魅力的な企業なのではないでしょうか。

 

藤久についてもっと詳しくわかる記事があります。

参考にしてくださいね。

日本マクドナルドホールディングス(2702)

日本一有名なハンバーガーチェーン店、マクドナルドを例に挙げて計算してみましょう。

日本マクドナルドの株主優待は、100株以上保有の場合、お食事無料・割引券が1冊(3900円相当)貰えます。

「ハンバーガー」「サイドメニュー」「ドリンク」3種類の無料・割引券です。

1冊は6ページで、3種類のメニューが6回ずつ無料で食べられる内容になっています。

 

ここで、株価を5570円だったとします。

この条件で、優待利回りを公式に当てはめて計算してみると、

「優待利回り(%)=株主優待の価値(金額換算)÷投資金額×100」

株主優待の価値(3900円)÷投資金額(5570円×100株=557,000円)×100=0.7%

となります。

 

ですから、日本マクドナルドの優待利回りは、0.7%ということになります。

「日本マクドナルドの優待利回りって、低いな~」と感じたかもしれません。

最初の2つの企業がとてもいい条件だったので、なおさらそう思われたかもしれません。

 

なぜ、日本マクドナルドの優待利回りが他の2つの企業より低くなったのでしょうか?

日本マクドナルドがケチだから?(笑)

いえいえ、違います!

 

実は、日本マクドナルドの企業価値が高いからなんですね。

株価が5570円なので、投資金額がかかります

ですから、優待利回りの値が小さくなってしまうのです。

優待利回りはそれほど高くはありませんが、マクドナルドをよく利用する方にとっては、検討したい銘柄ですね。

 

日本マクドナルドについてもっと詳しくわかる記事があります。

参考にしてくださいね。

 

優待利回りが高い銘柄は、よりお得感のある投資対象という見方ができますね。

優待内容が自分にとって必要な商品やサービスであり、かつ優待利回りも高ければ投資対象として有力な銘柄といえるでしょう。

 

優待利回りが高ければお得とは限らない

優待利回りが高い銘柄は、魅力的ですよね。

優待利回りが高い銘柄を選ぶと、コストパフォーマンスがとてもいいです。

お得な銘柄だと言えるでしょう。

 

しかしながら、「優待利回りが高ければ高いほどお得なのか?」

といったら、そうではないんです。

 

実は、優待利回りが高い銘柄は魅力的なのですが、

優待利回りが高すぎる銘柄には、注意が必要なのです。

 

それは、優待利回りが高い銘柄が、必ずしも業績がいい企業ではない、ということです。

なぜなら、株価が低いと、優待利回りの数字が高くなるからです。

それは、投資金額が少なくなるからです。

 

優待利回りの公式は、

「優待利回り(%)=株主優待の価値(金額換算)÷投資金額×100」

でしたね。

 

投資金額が大きいということは、株価が高いことを意味します。

また、投資金額が小さいということは、株価が低いことを意味します。

優待利回りが高い銘柄は、よりお得感のある投資対象ですが、

優待利回りが高くても、そこには、株価が低いからそうなっている企業もあるのです。

 

株価が低い企業は、財務状況に不安がある場合があります。

コスト削減のために優待内容の改悪や、株主優待の廃止が行われることもあるので、注意が必要です。

 

ですから、優待クロス取引をして、そのときだけ優待を貰うならいいかもしれませんが、(※ただし、直前に変更がない場合に限ります。)

株を保有するとなると、企業の財務状況はとても重要です。

 

優待利回りの数字だけを見て判断するのではなく、企業の財務状況もチェックして判断することが大切です。

まとめ

優待利回りとは?

  • 優待利回りとは、投資金額に対して、株主優待の価値が年間でどれくらいあるかを数値化したもの(%)。
  • 優待利回りの計算式は

「優待利回り(%)=株主優待の価値(金額換算)÷投資金額×100」

優待利回りの計算方法を事例でご紹介

優待内容が自分にとって必要な商品やサービスであり、かつ優待利回りも高ければ投資対象として有力な銘柄。

優待利回りが高ければお得とは限らない

優待利回りの数字だけを見て判断するのではなく、企業の財務状況もチェックして判断することが大切。

 

優待利回りについて、お伝えしてきました。

どんな優待を貰うか、考えるのは楽しいですよね。

優待利回りを見ることで、コストパフォーマンスがわかります。

 

このサイトに掲載されている銘柄の紹介ページには、優待利回りが記載されています。

企業の優待内容やその他の情報もたくさん載っていますので、ぜひ活用してくださいね。

優待利回りを活用して、ご自分が欲しいと思うもので、コストパフォーマンスがいい優良銘柄を手に入れて、楽しい株主優待生活を送ってくださいね。

 

 



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こんにちは!「とら」です。

お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、

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私はみなさんと同じように本業をしながら

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江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

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