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指値と成行の違いとは?メリット・デメリットを知って効果的に使おう!!

 
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江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

株取引を始めるときに壁にぶつかるのが、株の注文方法です。

株の注文方法は、指値注文(さしねちゅうもん)成行注文(なりゆきちゅうもん)の2種類があります。

 

この2つの注文方法を理解しないで株取引を始めると、

「指値(さしね)? 成行(なりゆき)? 何を言っているのか、意味が分からない」

というように、戸惑ってしまいます。

 

しかも、「どんなときにどちらの注文方法を選択したらいいのだろうか?」

「どっちが得をして、どっちが損をするのだろうか?」

あまりにもわからなすぎて、本当に困ってしまいます。

そうならないためにも、指値注文と成行注文を理解しましょう。

 

この記事を読むと、

  • 指値注文、成行注文とは何か?
  • 株主優待クロス取引をするときには、どちらを選択すればいいのか?
  • 注文方法を間違えるとどうなるのか?
  • 株主優待クロス取引をするときに、どんなことに気をつければいいのか?

などを知ることができます。

よかったら参考にしてくださいね。

 

指値(さしね)・指値注文(さしねちゅうもん)とは?

指値とは、希望する売買価格を指定することです。

指値注文とは、指値で注文すること。つまり、希望する売買価格を指定して発注する方法のことです。

 

指し値/指値注文 (さしね/さしねちゅうもん)

希望する売買価格(買いの場合は上限価格、売りの場合は下限価格)を指定して発注する方法。例えば、株式の売買において、「A株式を500円で1,000株買いたい」とか、「B株式を500円で1,000株売りたい」などといった注文を指値(さしね)注文と呼びます。買い注文は、指定した値段以下の売り注文が出れば約定でき、売り注文は、指定した値段以上の買い注文が出れば約定できます。

引用:SMBC日興証券公式HP「初めてでもわかりやすい用語集」

指値で買い注文を出すとき(株を買うとき)

たとえば、1株500円までしか払いたくないと思った場合、「A株式を500円で100株買いたい」というように、価格を指定して注文を出します。

希望する売買価格は、上限価格を指定します。

→ 1株500円以下約定します。(1株500円以下なら取引が成立します。)

この場合、状況によっては1株500円で買えることもありますし、1株498円で買えることもあります。

自分が指定した価格かそれ以下の価格での売り注文が出れば、取引が成立します。

指値で売り注文を出すとき(株を売るとき)

たとえば、1株500円以上でしか売りたくないと思った場合、「B株式を500円で100株売りたい」というように、価格を指定して注文を出します。

希望する売買価格は、下限価格を指定します。

→ 1株500円以上約定します。(1株500円以上なら取引が成立します。)

この場合、状況によっては、1株500円で売れることもありますし、1株501円で売れることもあります。

自分が指定した価格かそれ以上の価格での買い注文が出れば、取引が成立します。

指値注文のメリット

  • 指定した価格で売れるので、価格がぶれることがなく、予定通りの利益を確保することができます。
  • 自分で決めた価格よりお得な価格でしか取引が成立しないので、思った以上に高い値段で買ってしまったり、安い値段で売ってしまったりする危険性を避けることができます。

指値注文のデメリット

  • 売れるまでに時間がかかります。
  • 値段がつかず、取引が成立しない可能性があります。
  • 株価が速いスピードで下落しているときなどは、指値の売り注文では間に合わないことがよくあります。
  • いくらの価格にしたらいいのか分からず、迷うことがあります。

 

成行(なりゆき)・成行注文(なりゆきちゅうもん)とは?

成行とは、売買を行うときに、売買価格を指定しないことです。

成行注文とは、成行で注文すること。つまり、売買を行うときに、売買価格を指定せずに注文する方法のことです。

成行で買い注文を出すとき(株を買うとき)

「今すぐ買いたい!」 だから、「今すぐ買える株の値段で買います」 という注文です。

「A株式を成行で100株買いたい」というように、価格を指定しないで注文を出します。

成行買い注文をした場合は、そのときに一番安く売り注文を出していた人と売買が成立します。

 

例えば、株価が1株400円のときに、最も価格が低い売り注文が401円だったとします。

そうすると、1株401円で100株買うことができます。

成行で売り注文を出すとき(株を売るとき)

「今すぐ売りたい!」 だから、「今すぐ売れる株の値段で売ります」 という注文です。

「B株式を成行で100株売りたい」というように、価格を指定しないで注文を出します。

成行売り注文をした場合は、そのときに一番高く買い注文していた人と売買が成立します。

 

例えば、株価が1株400円のときに、最も価格が高い買い注文が399円だったとします。

そうすると、1株399円で100株売ることができます。

 

成行注文 (なりゆきちゅうもん)

成行注文とは、売買を行うときに、値段を指定せずに注文することをいいます。
売買が成立した場合の値段は、成立した売買の相手によって決まります。成行注文をした人が一番有利な売買の相手と取引することになります。つまり、成行売り注文をした場合は、そのときに一番高く買い注文していた人と売買が成立し、成行買い注文をした場合は一番安く売り注文していた人と売買が成立します。

引用:SMBC日興証券公式HP「初めてでもわかりやすい用語集」

成行注文のメリット

  • 注文を出せば、すぐに買ったり売ったりできることです
  • 成行注文は、価格優先の原則から指値注文より優先して売買が成立するので、取引が成立しやすいです。

成行注文のデメリット

  • いくらで売れるかわからないことです。
  • 売買高が非常に少ない銘柄や、相場が大きく変動したとき(特に下落局面)には、投資家の予想以上の安値で取引が成立してしまい、大きく損をすることがあります。

指値注文と成行注文の違いと使い分け方

  • 指値注文と成行注文の違いは、注文するときに価格を指定するかどうかということです。
  • 購入価格や売却価格を重視したい場合には指値注文を使い、取引の成立を重視したい場合には成行注文を使うのがポイントです。

 

成行注文は怖い!?投資家保護のための株式取引のルールとは?

成行注文をしようとすると、

「どこまで株価が上がるかわからない」「どこまで株価が下がるかわからない」

という不安が出てきます。

 

株価が大暴落をしたり、急激に高騰したりすると、投資家が大きな影響を受けます。

あまりにも影響が大き過ぎると大変なことになるので、投資家を保護するための株式取引のルールが設けられています。

値幅制限 (ねはばせいげん)

値幅制限とは、株式取引において、1日で変動できる株価の上下限を制限したものです。

前日の終値を基準として、株価の価格帯により設定価格は異なります。

 

ストップ高ストップ安という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

(ストップだか・ストップやす と読みます。)

ストップ高とは、前日の終値に対して、値幅制限いっぱいまで株価が上がるこをいいます。

ストップ安とは、前日の終値に対して、値幅制限いっぱいまで株価が下がることをいいます。

 

この値幅制限のルールを知っていると、株価が上がってもストップ高の価格まで株価が下がってもストップ安の価格までということがわかるので、判断がしやすくなります。

「前日の終値に対して」が基準なので、取引をする日に確認することが大切です。

 

株主優待クロス取引なら成行注文がオススメ!

 

株主優待をお得に手に入れるための手段のひとつとして、「株主優待クロス取引」があります。

株主優待クロス取引とは、信用売り(空売り)と現物買いを同時に行う取引のことです。

同一銘柄・同数量の買い注文と売り注文を同時に行い、同じ価格で約定します。

(※約定=株式取引などの売買が成立すること)

指値注文だと約定しないことがあるので、優待クロス取引は、基本的に成行で注文を入れます。

買い注文と売り注文を同じ価格で約定するためには、成行注文する時間帯に注意が必要です。

 

株価決定のルールにより、市場が開くときにすでに入っていた注文に関しては、「成行での買い注文」と「成行での売り注文」の両方があれば、どちらも同じ株価で取引が成立することが保証されています。

ですから、株の売買取引が行われていない時間帯(市場が閉まっている時間帯)に、成行注文をします。

優待クロス取引で、成行注文をするオススメの時間帯

成行注文をするオススメの時間帯は、株の売買取引が行われていない時間帯で、取引所によって若干異なります。

東京証券取引所の場合は、

  • 午前の取引終了後から午後の取引が始まるまでの間。(午前11時30分以降から午後12時30分になるまでの間)
  • 午後の取引終了後から午前の取引が始まるまでの間。(15時以降から午前9時になるまでの間)

になります。

 

優待クロス取引で指値注文。やってしまった~(-_-;) とらさんのエピソード

優待クロス取引をしていると、資金不足の問題が出てくることがあります。

成行注文だと、いくらで約定するかわからないので、資金に少し余裕が必要なんですね。

とらさんは、以前、資金が足りなくなったときに、指値注文をしたのです。

そしたら、やってしまったんです!(涙・笑)

 

買いの注文と売りの注文の両方を約定しなければいけないのに、片方だけを約定してしまったのです!

これでは、クロス取引が成立しません。

しかも、損失を出してしまったのです。

とらさんの失敗談を読むと、優待クロス取引のときに指値注文をして間違ってしまうとどんなことが起こるのか? がわかります。

読者さんがとらさんの失敗を糧にしてくださったら、とらさんはとても嬉しいです♪

やっちまったぁぁぁ!マクドナルドで大失敗!!注文方法にご注意を

 

まとめ

指値・指値注文とは?

  • 指値注文とは、希望する売買価格を指定して発注する方法のことです。
  • メリットは、指定した価格で売れるので、価格がぶれることがなく、予定通りの利益を確保することができます。
  • デメリットは、売れるまでに時間がかかったり、値段がつかず、取引が成立しない可能性があります。

成行・成行注文とは?

  • 成行注文とは、売買価格を指定せずに注文する方法のことです。
  • メリットは、取引が成立しやすいことです。
  • デメリットは、相場の大きな変動(特に下落局面)では、投資家の予想以上の安値で取引が成立してしまい、大きく損をすることがあります。

成行注文は怖い!?投資家保護のための株式取引のルールとは?

  • 投資家を保護するために、「値幅制限」という株式取引のルールが設けられています。
  • 値幅制限のルールにより、ストップ高とストップ安の間の価格が株価の値動きになります。

株主優待クロス取引なら成行注文がオススメ!

  • 指値注文だと約定しないことがあるので、クロス取引は、基本的に成行で注文を入れます。
  • 株の売買取引が行われていない時間帯(市場が閉まっている時間帯)に、成行注文をしましょう。

優待クロス取引で指値注文。やってしまった~(-_-;) とらさんのエピソード

  • やっちまったぁぁぁ!マクドナルドで大失敗!!注文方法にご注意を

 

以上、指値注文と成行注文について解説しました。

株主優待クロス取引に役立てくださいね!!

 



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こんにちは!「とら」です。

お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、

少し自己紹介しますね^^


私はみなさんと同じように本業をしながら

ネットビジネスをやっていて、

月100記事以上ほぼ自動で記事作成できるようになって

本業卒業間際

の男です。

とらのプロフィールページ

 全然センスもかけらもなかったし、

ビビって行動できないような人間でしたが


なんとか仕事をやめられるくらいの

仕組みを作ることができました。


正直な話、正しい方法さえわかっちゃえば

誰でもできると思います。


もちろん、仕組みができるまでは

たくさんの作業と時間は必要で

そこはめちゃくちゃ頑張らないといけません。

(1クリックで楽に稼げるは「サギ」です笑)


 今までは株主優待クロス取引の情報を中心に

お届けしてきましたが、今後は優待クロスなどを活かして


本業を卒業できる方法をこれからは

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江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

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