株主優待クロス取引(つなぎ売り・タダ取り)を中心に情報をお届けしています!

インデックス型とアクティブ型の違いって?投資信託を始めたい方必見!

 
この記事を書いている人 - WRITER -
江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

今ってつみたてNISAやiDeCoなど、簡単に資産形成が始められる制度が増えてきてますよね。

今まで投資に縁がなかった方にとっても、結構身近なものになってきたと思います。

でもいざ投資を始めてみようと思っても、まず商品選びで迷ってしまいませんか?

 

特に投資信託で言えば、まず「インデックス型」か「アクティブ型」

「どちらの運用手法を選べばいいの?」というところで悩んでしまうと思います

実際私も投資信託を始めたときに悩んだところです。

 

そんな方に向けて今回は、2つの運用手法の違いについて解説します。

この記事を読めば、

・インデックス型とアクティブ型の違い

・それぞれのメリットとデメリット

・運用成績がいいのはどちらか

・投資初心者はどちらを選んだ方がいいのか

といったことが分かるので、かなり商品が絞りやすくなると思います。

 

投資信託を始めるには、この2つの運用手法の違いを理解しておくことがかなり重要です。

正しく理解をしないまま始めると、想定外のリスクを負ってしまうことも考えられます。

自分の大事な資産を預ける先なので、判断基準を明確にした上で運用商品を選びましょう。

 

インデックス型とアクティブ型の違いって?

投資信託は運用スタイルによって「インデックス型」と「アクティブ型」に分けることができます。

まずは、それぞれの特徴と違いを見ていきましょう。

①投資目標

市場指数とは、株式市場など特定の市場で取引されている銘柄の平均的な値動きを指します。

代表的なものでいえば日経平均株価やTOPIXといったものです。

インデックス型は、これらの市場指数に連動するように動くことを目標としています。

 

そのためインデックス型は、市場指数の構成銘柄とほぼ同じものを組み入れています。

例えば日経平均株価は、日本の代表企業225社の株価を平均したものになります。

この日経平均を指数にした商品の場合、インデックス型は同じ225社から銘柄を選定します。

 

同じような構成なので、同じような値動きを目指すことができるんです

日経平均株価が値上がりしたら、自分の資産も同じように値上がりするような投資方法ですね。

 

一方アクティブ型は、市場指数を上回る運用成果を出すことが目標です。

運用のプロが、値上がりが見込める銘柄を独自に選別して組み入れています。

日経平均株価が10%値上がりしたら、20%の値上がりを目指すような投資方法です。

 

ちなみにインデックス型は、「パッシブ型」と呼ばれることもあります。

それぞれの英単語の意味が、そのまま運用スタイルを表している感じです。

パッシブ(passive)… 受け身、消極的

アクティブ(active)… 活動的、積極的

まさにアクティブの方が、積極的に運用をするというイメージですよね。笑

②リスク

それぞれの投資目標が分かったところで、気になるのはリスクですよね。

市場指数に連動するように、手堅く複数銘柄に分散投資するよ。

インデックスさん

値上がりが見込める銘柄に積極的に投資して、指数を上回る成果を目指すぞ!

アクティブさん

インデックス型の方が「守り」のイメージですが、必ずしも低リスクではないという点に注意です

市場指数に連動するように構成されているため、リスクは市場平均並みです。

つまり指数が下がれば、ファンドも同じように値下がりするということです。

 

アクティブ型は値上がりが見込める銘柄に選別投資することで、高いリターンを狙います。

その分銘柄選びの思惑が外れれば、市場平均を下回るリスクがあります。

そのためアクティブ型のリスクは、インデックス型に比べると高くなります。

③コスト(信託報酬)

最後になりましたが、投資信託においてコストは非常に重要です

お金を増やすために始めたのに、理由もなく高いコストを払い続けるのはもったいないですよね。

個人的には投資において、コスト面は一番気になるところです。

 

投資信託は、運用のプロが私たちの代わりに銘柄を選んで投資をしてくれる商品です。

そのため、運用会社などに対して「信託報酬」という手数料を支払う必要があります。

この手数料は投信の残高から引かれるので、支払っている実感がないという点にも注意が必要です。

 

インデックス型は特別な調査や分析を必要とせず、コンピューターでの機械的な管理が可能です。

運用に手間やコストがかからない分、信託報酬も安く設定されています。

 

反対にアクティブ型は、銘柄選定のための企業調査や分析を必要とします。

その分人的コストなどもかかってくるので、信託報酬は割高になります。

このように、同じ投資信託でも運用スタイルによって大きな違いがあるんです。

 

インデックス型とアクティブ型のメリット・デメリット

それぞれの違いを踏まえた上で、メリット・デメリットを考えていきましょう。

インデックス型のメリット・デメリット

メリット

①大きく損をするリスクが低い

②コスト(信託報酬)が低い

③値動きがつかみやすい

①と②については、それぞれの違いのところで説明をした通りです。

特にコストは高いほど投資元本も増えにくくなるので、低いことは大きなメリットになります。

 

またインデックス型は身近な市場指数に連動しているため、値動きが分かりやすいです。

よくニュースでも「今日の日経平均株価は~」って耳にしますよね。

スマホからでも簡単に市場指数が調べられるので、投資の成果もチェックしやすいです

 

あとは商品名を見ただけで、投資先が大体分かるというのもシンプルでいいと思います。

例えば『〇〇日経225インデックスファンド』という商品名であれば、

「日経平均と同じ225社から選んで運用してくれるんだな」ってイメージがつきやすいですよね。

デメリット

①限られている銘柄の中で、業績不振の先が出てくる可能性もある

インデックス型は市場指数に連動することを目指しているため、構成銘柄も限られてきます。

投資先は優良企業がメインになりますが、将来の業績まで約束されているわけではありません。

間接的に業績や株価が振るわない先にも投資する可能性はあります。

 

まあこれは正直デメリットというよりかは、勘違いしやすい注意点という感じです。

先が読めないという点は、インデックス型に限らず投資においては避けられないリスクですよね。

アクティブ型のメリット・デメリット

メリット

①上手くいけば大きなリターンが期待できる

②商品(投資先)の種類が豊富

積極的な選別投資を行うアクティブ型では、上手くいけば大きな収益を得られる可能性があります。

またアクティブ型の中でも様々な運用手法がある上、投資対象の種類も豊富です。

多種多様な商品の中から、自分でいいものを見つけ出す楽しみがあるとも言えますね。

デメリット

①コスト(信託報酬)が高い

②運用成績がファンドマネージャーの手腕に左右される

繰り返しになりますが、信託報酬はただの固定費なので高ければ高いほど損です。

またアクティブ型は、運用を担当するファンドマネージャーが銘柄を選定しています。

そのため、全てはファンドマネージャーの手腕次第と言っても過言ではありません

 

②はデメリットというよりかは、特徴という感じです。

カリスマファンドマネージャーなる人がいれば良いんですけどね。笑

ただ、運用成績が振るわない上にコストも高ければダブルパンチです。

運用方針や運用実績が重要な判断材料となるので、必ず確認するようにしましょう。

 

インデックス型とアクティブ型は、ある意味正反対の運用スタイルなので

一方のメリットがもう一方のデメリットになり得る、といった感じですね。

 

インデックス型とアクティブ型、ズバリ運用成績がいいのはどっち?

運用成績はどちらがいいのか、「指数を上回るんだからアクティブ型じゃないの?」

と思われるかもしれませんが、実際は大半のアクティブ型がインデックス型に負けています。

アクティブ型は市場指数を上回ることが「目標」であって、必ずそうなるわけではないんです。

 

インデックス型の運用成績の方がいいことには、ちゃんと理由があります。

信託報酬が割高のアクティブ型は、どうしてもコスト負けしてしまうんです。

アクティブ型で高いリターンを得たとしても、コストが高ければその分利益も少なくなりますよね。

 

ちなみに現在のアクティブ型の信託報酬の平均は、インデックス型の平均の約2倍です

運用が長期になるほどこのコストの差は広がり、運用成績にも影響を与えてきます。

 

4年前のデータになりますが、アメリカのS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは

「米国のアクティブ型の株式ファンドの約9割が、インデックス型に勝てていない」

という調査結果を発表しています。結構衝撃的ですよね。

アクティブ運用ファンドの9割が相場に勝てず――。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは15日、米国の投資信託の2016年上半期の株式ファンドの運用成績を発表し、こんな結果を明らかにした。

参照:日本経済新聞(2016/9/16)「9割が相場に勝てず、米アクティブ運用ファンド S&P調べ」

 

最近はネット証券などの普及もあり、運用会社による信託報酬の引下げ競争が加速しています。

それでもどうしても、アクティブ型の方がコストはかかってしまいます。

なので全体の運用成績で見ると、アクティブ型はインデックス型に負けてしまうんです。

 

ただ、アクティブ型が負ける=アクティブ型がダメというわけではありません。

9割が負けているということは、1割は指数を上回る成績を上げているということです。

どちらを選ぶかは、投資する人の運用に対する考え方やリスク許容度の問題だと私は思います。

 

インデックス型とアクティブ型、投資初心者が選ぶべきはどっち?

ここまで読んでいただければ、大体見当がつくと思います。

投資初心者の方におすすめなのは、インデックス型です。

理由は以下の通りです。

①大きく損をするリスクが低い

②コストが低い

③アクティブ型に比べ手間がかからない

今までのまとめといった感じですね。

 

リスクは特に、投資初心者の方や投資にあまり乗り気でない方が気にされるところだと思います。

インデックス型の商品は、買うだけで必然的に分散投資をすることができます。

大儲けもできませんが、大きく損をするのが怖いという方には向いていると思います

 

コストについても、最近では低コスト化がどんどん進んでいます。

手数料が安いというだけでメリットですし、始めやすさという点でも嬉しいですよね。

インデックス型同士では値動きに差は生じにくいので、コストは安いほど有利だと思います。

 

そして投資初心者の方がリスクと同じくらい気にされるのが、運用の手間だと思います。

「投資信託ってなんかめんどくさそう」というイメージを持ってる方って多いと思うんですよね。

でもインデックス型の投資信託であれば、正直手間はほとんどかからないです。

 

最初に商品さえ選べば、あとは勝手に買い付けをしてくれて自動的に分散投資もできます。

アクティブ型は、商品選びが運用成績に直結すると言っても過言ではありません。

これから伸びそうなファンドを自力で見つけるのは、初心者の方にはハードルが高いと思います。

つみたてNISAやiDeCoを利用する場合

今流行りのつみたてNISAやiDeCoなんかも、インデックス型の商品が比較的多いです。

これらの制度は、長期的にコツコツとお金を積み立てることを目的としているので

堅調な値動きを目指すインデックス型が合っているんです。

 

長期運用の場合は、元本を減らさずに運用し続けた方が「複利効果」も得やすいです。

無駄に残高を減らさないためにも、低コストのインデックス型を選ぶのが無難だと思います。

・リスク面

・コスト面

・手間がかからない

あとは「市場の値動きを追えばいいので、分かりやすい」という点でも

投資初心者の方には、インデックス型がおすすめです。

 

\「iDeCoの商品選び」についての記事はコチラ/

\「複利効果」についての説明はコチラ/

 

まとめ

インデックス型とアクティブ型の違いって?

①投資目標…インデックス型が「市場指数に連動するように動くこと」を目標としているのに対し、

アクティブ型は「市場指数を上回る運用成果を出すこと」を目標としています。

②リスク…インデックス型に比べると、アクティブ型の方がリスクは高くなります。

③コスト(信託報酬)…企業調査や分析を必要とする分、アクティブ型の方がコストは割高です。

インデックス型とアクティブ型のメリット・デメリット

インデックス型のメリット

①大きく損をするリスクが低い ②コスト(信託報酬)が低い ③値動きがつかみやすい

インデックス型のデメリット

①限られている銘柄の中で、業績不振の先が出てくる可能性もある

アクティブ型のメリット

①上手くいけば大きなリターンが期待できる ②商品(投資先)の種類が豊富

アクティブ型のデメリット

①コスト(信託報酬)が高い ②運用成績がファンドマネージャーの手腕に左右される

インデックス型とアクティブ型、運用成績がいいのはどっち?

全体の運用成績で見ると、インデックス型の方が優位となります。

・信託報酬が割高のアクティブ型は、どうしてもインデックス型にコスト負けするためです。

インデックス型とアクティブ型、投資初心者が選ぶべきはどっち?

・投資初心者の方には、インデックス型がおすすめです。

・リスクやコスト面、手間がかからないという点が投資初心者の方向きだと言えます。

 

今回は、投資信託の2つの運用手法の違いについて説明しました。

投資において商品選びは重要なポイントになりますが、

何より大事なのは、無理のない範囲でコツコツ続けるということです

 

「投資ってなんだか難しそう…」と感じている人こそ、ご自身の余裕資金と相談をして

まずは、インデックス型の投資信託から始めてみてはいかがでしょうか。

この記事が、少しでも投資信託の商品選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

\つみたてNISAを始めるのもおすすめです!/



ーーーーーーーーーーーー
こんにちは!「とら」です。

お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、

少し自己紹介しますね^^


私はみなさんと同じように本業をしながら

ネットビジネスをやっていて、

月100記事以上ほぼ自動で記事作成できるようになって

本業卒業間際

の男です。

とらのプロフィールページ

 全然センスもかけらもなかったし、

ビビって行動できないような人間でしたが


なんとか仕事をやめられるくらいの

仕組みを作ることができました。


正直な話、正しい方法さえわかっちゃえば

誰でもできると思います。


もちろん、仕組みができるまでは

たくさんの作業と時間は必要で

そこはめちゃくちゃ頑張らないといけません。

(1クリックで楽に稼げるは「サギ」です笑)


 今までは株主優待クロス取引の情報を中心に

お届けしてきましたが、今後は優待クロスなどを活かして


本業を卒業できる方法をこれからは

情報発信していきます^^

【メルマガ始めました】
8月7日からメルマガを始めました。

登録してくれた人には4つ無料プレゼントを用意しています。

中でも私の約150万円の自己投資の結晶である

サイトアフィリエイトの正しいやり方をまとめた6時間にも及ぶ動画集は 無料でプレゼントしてもいいか迷うレベルのものです。

登録するのは無料ですのでここから登録しておいてくださいね^^


【LINEもやってます】
友だち追加

 LINE登録をしてくれた方には、プレゼントとして改善と成長資産の仕組み作りからでも使っている

超便利な株主優待クロス取引手数料計算表

を差し上げます^^


【優待クロスコミュニティ】
ライターやまだの優待クロスコミュニティの募集ページは こちら
ーーーーーーーーーーーー



この記事を書いている人 - WRITER -
江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 改善と成長〜資産の仕組み作りから〜 , 2020 All Rights Reserved.