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株の塩漬けとは?損失が出た場合はどうしたらいい?対処方法を徹底解説!

 
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江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

勇気を出して株式投資のスタートを切り、
期待して買った株が、思惑はずれて下落してしまう。

 

株式投資のあるあるですね(汗)

 

そしてそのまま売るに売れず、
いわゆる「塩漬け」状態に

私自身も過去に経験済みですが、
このまま待つべきか、それとも売ってしまうべきか、
本当に悩ましいですよね…

 

株式投資に限らずですが、
資産運用はまず一歩踏み出す行動力がとても大事。

とはいえ、
ただやみくもに行動して利益が出せるほど、
株式相場は甘くありません。

投資を始めると同時に
「損失が出た場合の対処法」 をしっかりとイメージしておかないと、
損失が怖くて早々に株式相場からご退場ということも…

 

だけど、
「損失が出た場合にどう行動したらよいか」
を知っていれば、

一時的には辛い時期があったとしても、
株式相場で生き残ることはできます。

 

生き残っていれば、チャンスは必ずやってきます。
相場で生き残ってこそ、投資が続けられるのです!

 

私自身の過去の経験も振り返りながら、
株が塩漬けになってしまう原因と
損失が出た場合の対処方法について整理してみました。

これから株式投資を始める人にも、
過去に痛い目にあった人にも、
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!

 

塩漬けとは?

「株は安く買って高く売る」

これは株式投資の基本ですね。

この通りにいけば、株式投資はとっても簡単!
なのですが、なかなかそうはいかないですよね。

 

最初は調子が良かった株が
あれれっ?という感じで下げ始め、
気が付けば結構な含み損状態に!

だけど最初は調子良かったし
「いつか上がるだろう」と、
そのまま長期保有してしまう…

この状態が「塩漬け」です。

お漬物なら食べることもできるけど、
株式投資での「塩漬け」は…辛いですね(泣)

なぜ塩漬けを生み出してしまうのか?

塩漬け状態を生み出してしまう原因は
やはり
「損したくない!」という気持ち

実は、
私たちは無意識的に
損失を回避したい!という行動をとってしまうもので、

この心理状態を行動経済学では
「プロスペクト理論」と呼んでいます。

プロスペクトとは英語のProspectのことであり、期待や予想、見込みなどのニュアンスを持つ。プロスペクト理論はリスクを伴う状況下での判断分析として、米カーネマン氏らが1979年に公表した論文のタイトル名。

プロスペクト理論により、従来の投資効用理論では説明のつかない投資家の判断行動が現実に即した形で解明された。例えば、投資家は収益よりも損失の方に敏感に反応し、収益が出ている場合は損失回避的な利益確定に走りやすい。一方、損失が出ている場合はそれを取り戻そうとしてより大きなリスクを取るような投資判断を行いやすいとされる。

プロスペクト理論は行動ファイナンスや行動経済学と呼ばれる心理学の要素を応用した新たな経済学の分野を切り開いたとして、同氏は2002年のノーベル経済学賞を受賞している。

引用:野村証券「証券用語解説集」

例えば、

一万円を貰うことよりも
一万円を失うことの方がショック!

そんな風に感じてしまいませんか?

 

実際の株式投資では、
もっと大きな金額を投資するのですから、
株価が下がってしまっても、
そう簡単には諦められません

 

だから
「いつかは(株価は)戻る」と、
損失を先送りしてしまうのです。

 

この気持ち、
すごーく分かります…(涙)

塩漬けではなぜ悪い?

では塩漬け状態は悪い事なのでしょうか

日々動く株式相場ですから、
やがては回復するかもしれませんよね!

 

だけど、やっぱり
塩漬けはデメリットが多いようです

1 資金効率の悪化

株式投資には色々な手法がありますが
基本的には「安く買って高く売る」を
繰り返すことで資産を増やしていくものです。

 

購入した株が塩漬けとなり、
動かすことができないままだと、
投資しているお金も身動きできません…

 

挽回できそうなチャンスが来ても投資資金がなければ、
そのチャンスを見送るしかないのです。

これはちょっと悔しいですね…

 

こんな風に
塩漬け株は資金効率を悪化させ、
挽回するチャンスを奪ってしまうのです

2 精神的ストレス

これは一番のデメリットと言えるかもしれません。

一向に上がる気配のない株があると、
もっと下げてしまうのではないかなど
日々の相場に一喜一憂する緊張感から
精神的ストレスを負うことになります

 

「もう投資はこりごりだ」
と相場から退場してしまう人や、

「何としても取り返す」と逆に熱くなりすぎて
冷静な判断ができず、
生活資金までも投資してしまう人なども。

 

いずれにしても、あまり良い状況ではないですね…

3 上場廃止や倒産のリスク

株価が下がったまま回復しない塩漬け状態の株は、
企業の業績が良くないことを意味しています。

 

つまり塩漬け状態の株は、
上場廃止や倒産のリスクが少なからずあるのです!

 

何年も待って株価が回復すれば良いのですが、
その前に上場廃止や倒産となれば、
もうどうにもなりません。

これは避けたいですね~!

 

このように、
塩漬けとはデメリットが多く、
さらには投資資金をすべて失ってしまいかねない
リスクまでもを抱えている状態なのです。

 

では塩漬け状態になってしまった株は、
一体どうしたらよいのでしょうか。

【対処法1】損切り

対処法の一つとして
考えて頂きたい方法が「損切り」です。

 

下がってしまった株の「損失」を受け入れ、
株を売却してしまうのです。

 

損失は確定してしまいますが、
損切りすることで
残った投資資金を別の株へ投資するなど
新たなチャンスが生まれます!

また、損切りしてしまえば、
それ以上のリスク(上場廃止や倒産)は
避けることもできます!

精神的なストレスからも解放されますね(笑)

損切りポイント

株の売買には、
やっぱり損失はつきものです。

だけど損失が出たからといって、
むやみに損切りするのではなく、
あらかじめ
「損切りルール」を決めておくことが重要

そしてその「損切りルール」をきっちり守り、
人間の感情を介入させず、
機械的に淡々と行うことも大事です

損切りルールの例

  1. 自分の投資資金として出せるお金は〇〇〇円まで
  2. 株価が何%下落したら損切りする

1 投資資金の金額設定

この先10年間は使う予定のない余裕資金を
投資資金とすることが大切です。

もっと言えば、
なくなっても生活に影響がない範囲で
金額を設定しましょう。
投資で無理は禁物ですよ

 

2 損切りする場合の下落率(%)の決定

自分が
いくら迄なら損失を受け入れられるかによって
数値は変わってきます。

1万円の損失が許容できない人もいれば、
10万円までは仕方ないと割り切れる人まで、
その考え方は十人十色。

ここも無理のない数字を設定しましょうね

 

このように損切りルールは、
損失が発生することはある、という前提で
しっかりと計画しておきましょう!

 

また、株式相場は急激な変動が起こることもあります。

日中働いている人は、プロのトレーダーのように、
株式相場に張り付いているわけにはいきません。

相場の急変を察し、
素早く取引するのは難しいと思いますので、
予め決めた損切りラインで自動的に売却する
「逆指値」を設定するのも一つの方法ですよ!

【対処法2】両建て

株式投資において、
時には損切りも必要だと思ってはいるものの、
それでもできれば損切したくないっていう気持ちも分かります!

 

損切り以外の方法で、何か対処法がないか調べたところ、
「両建て」という方法を発見!

買った株が下落し始めた場合、
現物の買いと同じ株数を信用取引売りすることで、
利益・損失ともにゼロな状態にすることができます。
(実は株主優待クロスもこの「両建て」の一つです)

両建てのポイント

両建て状態のままでは利益も損失も0円のままです。
ではどうやって決済するのでしょうか?

ここではある程度、
株式市場のトレンドを見ながら、
現物の買いと信用の売りを決済するタイミングを
見極める知識が必要になってくるようです。

初心者には
ちょっと難しい方法かもしれませんね(汗)

両建て決済の例

  1. 信用売りを持った後も下落トレンド
  2. 信用売りを持ったがその後は上昇トレンド

1 信用売りを持った後が下落トレンドの場合

この場合は、現物買いで持っていた株を売却し
そのまま信用売りの株を持ち続け、
空売りによる利益が出たところで決済し
利益を獲得することが可能となります。

2 信用売りを持った後が上昇トレンドの場合

株価が上昇し始めたら
信用売りを決済してしまい、
そのまま現物買いした株を持ち続け
利益がでたタイミングで決済します。

 

上記にあげた方法のほか、
「買い」と「売り」の株数の保有割合を
「買い1:売り2」にすることで
下落トレンドで更なる利益を狙うなど、
両建てには色々なテクニックがあります。

 

両建ての場合、
信用口座での売りが必要になりますが、
信用売りの株をいつ決済するかは
株式相場に影響します。

 

そのため、
なかなか決済できるタイミングが来ず
思いのほか貸株料がかさんでしまったり、
貸株の返済期限が近づいてしまうなど、
注意しなくてはならない点もあります

まとめ

塩漬けとは

買った株の値下がりにより、
売れないまま長期保有化してしまった状態をいいます。

なぜ塩漬けを生み出してしまうのか?

塩漬けを生み出してしまう原因は
「損失を先送りしたい」という心理状態から!

塩漬けではなぜ悪い?

塩漬け状態の株を保有していることは
デメリットが多いようですね。

[対処方1]損切り

損切りする場合は「損切りルール」を設定し、
徹底して実行することが大切です!

[対処法2]両建て

両建ては有効な手段ですが、
相場のトレンドを読む知識は必要になってきます。

 

今回は、株式取引で発生しがちな塩漬けから、
その対処方法についてをご紹介しました。

 

株式投資は難しいと思われがちですが、
損失が出た場合の対処方法(=リスクコントロール)を
知っていれば、
下落トレンドの最中でもうろたえることなく冷静に対処できます。

そしてそれが、
大切な投資資金を守ることにもなるのです

本来、投資は未来を夢見て、
ワクワクするもの。

リスクコントロールもしっかりしながら、
楽しい投資ライフを送りたいですね!

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こんにちは!「とら」です。

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私はみなさんと同じように本業をしながら

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江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

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