株主優待クロス取引(つなぎ売り・タダ取り)を中心に情報をお届けしています!

円定期預金に貯めてる方、損してますよ!その理由を分かりやすく解説!

 
この記事を書いている人 - WRITER -
江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

突然ですがみなさん、円の定期預金ってお持ちですか?

「はい」という方、その定期預金には今すぐに使う予定でないまとまったお金がありませんか?

「はい」という方、金利が安いことは知ってるけど面倒くさいからとそのままにしてませんか?

 

最後まで「はい」で進まれた方、あなたはいま間違いなく損をしています!

今、預金の金利がめちゃくちゃ低いことは皆さんご存知ですよね。

 

それなのに何故、定期預金にまとまったお金を入れたままにしているのでしょう?

・わざわざ解約するのもめんどくさい

・他の運用方法がよく分からない

「だからとりあえずこのままでいいや」と思ってません?

「普通預金に入れとくよりかはまだマシでしょ」と思ってません?

 

それって実は大きな間違いなんです。

そのままでは、せっかくのお金をドブに捨ててしまっているようなものですよ。

 

ドブは言い過ぎでは?と思った方、この記事を読めば

・預金の金利はいま、どうしてこんなに低いのか

・具体的にどれくらい「損」をしているのか

・円定期預金の代わりに、何をすればいいのか

といったことが分かるので、あながち言い過ぎでもないことに気づいていただけると思います。

 

とにかく今の時代、お金を円定期預金に入れたままでは損をしてしまいます。

大事なお金をドブの中から救い出し、正しく増やす方向へと導いてあげましょう!

 

そもそも何故、銀行預金の金利はここまで下がったの?

今の若い方はあまり知らないかもしれませんが、預金の金利って昔はもう少しマシだったんです。

マシ=高かったということですね。

バブル経済期でいえば、定期預金の金利が6~8%台ということもありました。

 

過去20年間の預金金利の推移を見てみましょう。

参照:日本銀行「金融経済統計月報(2020年8月24日)」公表データ

こうしてみると今の金利は限りなく0に近く、もはや悲しくなってきますよね。

金利ってどうやって決められているの?

そもそも金利とは何か、簡単に言うと「お金を貸し借りする際に追加で発生するお金」のことです。

お金貸して!

いいよ!でも貸す代わりに、少し上乗せして返してね。

この上乗せ分が「金利」です。

預金の場合は、皆さんが銀行に貸したお金(預金)に対して金利が支払われるわけですね。

 

この金利が現状低いのは、決して銀行がケチだからという訳ではありません。

金利は国の経済がどのような状況であるかによって、国が決めています。

今ここまで金利が低いのは、国がそのようにコントロールしているからなんですね。

 

では何故ここまで低くする必要があるのか、理由は日本でデフレが続いていることにあります。

デフレ(デフレーションの略)とは、物価が下がっている状況のことです。

物価が下がりモノは売れず、企業の業績は悪化といういわゆる「不景気」のことですね。

 

デフレについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓

 

この不景気から脱却するために、日本政府は金利を下げているんです。

政府が金利を下げることの狙いは大きく2つあります。

①業績が悪化する企業が、銀行からお金を借りやすくするため

②消費者に、預金をするよりもっとお金を使ってほしいため

預金金利を下げることは、企業がお金を借りやすくなることにも繋がるんです。

なんで私たちの預金の金利が、企業がお金を借りることに関係するの?と思いますよね。

 

ここで銀行の立場にたって「金利」について考えてみましょう。

銀行には金利を「支払う」立場と「受け取る」立場、二つの側面があります。

企業がお金を借りやすくなるためには、貸出しの金利は当然安い方がいいですよね。

しかし銀行も利益を出す必要があるので、単に貸出しの金利を低くするわけにはいきません。

そこで皆さんに支払う金利が安くなれば、銀行は貸出しの金利を低くすることが出来るんです。

 

皆さんの預金金利が0.001%と非常に低い金利であれば、

銀行はそれ以上の金利で企業に貸せれば、儲けを出せるわけです。

 

これを見ると、銀行は私たちから安く借りられてラッキー!企業も銀行から安く借りられてラッキー!

あれ、私たちは?って思いません?

金利が低くなることで、預金する私たちにメリットなんてないんです。

 

しかも今は新型コロナウイルスの影響もあって、景気の先行きはますます読めないですよね。

そんな状況で、国が預金金利を上げるような政策に出ると思いますか?

私は、今後も預金金利に対して期待は持てないなと思っています

銀行の現状

それに加えて皆さん、「最近の銀行ってやたら手数料とるな~」と思いません?

よく使うところで言えば、ATMの手数料や振込みの手数料が年々上がっていますよね。

最近では、通帳を発行するのにも新たにお金がかかりますっていうニュースもありました。

 

これはなんでかというと

銀行はいま利益を上げるための手段として、手数料に頼らざるを得ない体制になっている

と私は思います。

 

預金金利が低ければ、たしかに銀行は企業に対する貸出しがしやすくなります。

でも結局その貸出しの金利も安いので、お金を貸すことで大きな利益は得られないんですよね。

だから銀行は手数料のように、確実に一定額入ってくるところで稼ぐしかないんです

 

今の日本の現状は、

・景気の先行きが不透明で、国が預金金利を引き上げるような政策に出る可能性は低い

・銀行は利益を上げるために、手数料に頼らざるを得ない体制になっている

このような状況でまだ、銀行の定期預金に貯金しておくのがベストだと思いますか?

高い手数料を取られるだけで、むしろ損をすることになると私は思います。

 

円定期預金に貯めていることで、どれくらい損をしているの?

多くの人が預金をお持ちであろうメガバンクは、2020年に円定期預金の金利を0.002%に下げました。

0.002%ですよ?100万円預けても年間の利息は20円、1000万円預けても200円です。

 

さらにそこから税金がひかれるわけですから、実際もらえる金額はもっと少ないですよね。

1000万円という大金を預けても、年間でもらえる利息はうまい棒20本分以下です。

 

ちなみにメガバンクの普通預金の現在の金利は0.001%です。

もはや「普通預金よりも定期預金の方がまだいい」とは言えない、微々たる差ですよね。

 

ここで円定期預金に貯金をした場合と、運用した場合のお金の増え方の違いを見ていきましょう。

仮に1000万円を5年間円定期預金で貯金、もしくは年利1%で運用したとします。

円定期預金が1000円増えたのに対し、運用の場合は約51万円です。

わずか5年でこの差です。金額と期間が増えれば、当然この差も大きくなっていきます。

 

加えてメガバンクの現在の定期預金の金利は、預ける期間は関係なく一律0.002%です。

もはや、長く預ける方が得られる利益も大きいというメリットもない状態なんですね。

 

定期預金に預けていることで、お金が減ることはありません。

しかし50万円になったお金が1000円にしかならなかったと考えると、損だと感じませんか?

定期預金に入れておくということは、もっとお金を増やせる機会を捨てていることになるんです。

 

円定期預金の代わりにおすすめの資産運用法

この低金利がいつまで続くか分からないため、預金だけでは資産を増やすことは出来ません。

いまは長期間続けることで定期預金よりもお金を増やせる、安全性の高い商品が色々あります。

今回はその中でも、つみたてNISAiDeCoという商品を紹介したいと思います。

つみたてNISA

つみたてNISAは、金融庁の監督のもと2018年1月から始まった投資運用益の非課税制度です。

つみたてNISAにはどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

①100円という少額から毎月の積立てが可能

②初心者でも低コスト・長期にわたる投資が可能

③金融庁により選び抜かれた投資信託で運用ができる

④運用益が年間40万円まで、最長20年間非課税

「少額からの長期・積立・分散投資」を支援するために、金融庁が打ち出した制度になります。

 

投資信託なので、相場によっては一時的に元本割れをする可能性があります。

しかしつみたてNISAは長期の利用を前提としており、商品も安全性の高いものに絞られています。

安全性の高い先に長期的に積み立て続けることにより、損をする可能性も低くなるんです。

 

つみたてNISAに関するより詳しい説明はこちら↓

iDeCo

将来のためには、老後資金も貯めておく必要がありますよね。

国民年金以外に自分で年金を準備する方法として、iDeCoがおすすめです。

iDeCoは自分で決めた額を積み立てて運用し、60歳以降に受け取れるという制度です。

 

iDeCoのメリットとしては、

①月額5,000円という少額から積立てが可能

②積み立てた金額の分、税金が安くなる

③運用で得た利益に税金がかからない

といったものが挙げられます。

なんといっても節税のメリットが大きいですよね。

自分の老後資金を貯めるための積み立てで節税ができるなんて、かなりお得だと思います。

 

iDeCoを始めるためには口座の開設手数料と、口座の維持管理手数料がかかります。

でもこの手数料をふまえても、得られるメリットの方が十分大きいと思います

 

iDeCoに関するより詳しい説明はこちら↓

 

預金以外の資産運用ってリスクがありそうだから気が乗らない…という方もいらっしゃると思います。

たしかに今回おすすめしたものにも、ご紹介したように多少のリスクはあります。

でも私からしたら「円定期預金だけ保有していることもリスクじゃない?」と思うんです。

 

よく投資って、リスク分散の観点からは色々な投資先に分けた方がいいって言いますよね。

だったら、円定期預金にだけ集中して投資していることも危ないという見方もできますよね。

 

その円定期預金だけに投資しているリスクって、

NISAやiDeCoのような商品を利用することのリスクと、ほとんど変わらないと思うんです。

ここまでくれば、

・円定期預金にだけお金を入れるのは損

・円定期預金に集中させるくらいなら、他の商品も利用した方がいい

ということが分かってきたのではないでしょうか。

 

結局は「めんどくさい」ただそれだけでは?

あなたは何故、まだ円定期預金にお金を貯めているのでしょうか?

よくよく考えてみるとその理由ってめんどくさい、ただそれだけじゃないですか?

 

人間の行動の一番のストッパーって「めんどくさい」という感情だと思うんです。

実際私もそうです。めんどくさいと思ったらなかなか動けません。

特に銀行って待ち時間も長いイメージだし、手続きに行くこと自体がめんどくさいんですよね。

 

私は昔、銀行員として一般のお客様が来る支店で働いていた経験があります。

その時に円定期預金を作る方を見る度に「うわ~もったいないな~!」と思っていました。

ここだけの話ですよ。笑

 

定期預金を作りに行く労力を、他の資産運用を始めることに使った方がいいと思います。

だって定期預金って、作るとそのままにしておく人がほとんどですよね。

そうすると低金利のいまの時代、お金は自分では増えてくれません。

 

代わりに、時間をかければお金が働いてくれて、勝手に増えてくれる仕組みを作るべきです。

だって年間で数百円、数千円しか増えないお金が、何十万円になる可能性があるんですよ?

 

すでに定期預金をお持ちの方は、

・定期預金の解約手続き

・新たな資産運用を始める手続き

両方があるので、たしかにめんどくさいと感じると思います。

でもその「めんどくさい」という感情を乗り越えて、重い腰を上げてみてください。

今すぐに動き出さないと、結局は円定期預金で損をしたままです。

 

「お金に働いてもらう」ことの一例はこちら↓

 

まとめ

そもそも何故、銀行預金の金利はここまで下がったの?

・現状金利が低いのは、不景気から脱却するために政府が金利を意図的に下げているためです。

・日本の景気から見ても銀行の体制から見ても、預金金利が上がっていく期待は現状持てないです。

円定期預金に貯めていることで、どれくらい損をしているの?

・メガバンクの現在の定期預金金利は0.002%で、普通預金の金利0.001%とほとんど変わりません。

・1000万円を5年間定期預金で貯金した場合と、年利1%で運用した場合を比較すると

得られる利益には50万円以上の差があります。

円定期預金の代わりにおすすめの資産運用法

・円定期預金よりお金を増やせる安全性の高い方法として、つみたてNISAとiDeCoをおすすめします。

・定期預金だけに投資していることのリスクを取るより、他の商品もぜひ利用してみましょう。

結局は「めんどくさい」ただそれだけでは?

・定期預金にまだお金を貯めている理由は「めんどくさい」ということだけじゃないですか?

・しかしそこを乗り越えて今すぐに動き出さないと、結局は円定期預金で損をしたままです。

 

最後になりましたが、なにも円定期預金が悪だと言いたいわけではありません。

定期預金には定期預金のメリットがありますし、それが一番安心という方もいると思います。

 

しかし定期預金のように安全性の高い商品で、もっとお金が増やせる方法もある

ということに気づいていただけたらなと思います。

 

日々の生活費やすぐに使う予定があるお金は、流動性が高い預金に入れておくべきだと思います。

でもいま定期預金に入っているお金が、すぐに使う予定ではない余裕資金であるならば

これ以上損をしないためにも、ぜひ他の資産運用法にも目を向けてみてください。

 

20代の方におすすめの資産運用法についてはこちら↓



ーーーーーーーーーーーー
こんにちは!「とら」です。

お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、

少し自己紹介しますね^^


私はみなさんと同じように本業をしながら

ネットビジネスをやっていて、

月100記事以上ほぼ自動で記事作成できるようになって

本業卒業間際

の男です。

とらのプロフィールページ

 全然センスもかけらもなかったし、

ビビって行動できないような人間でしたが


なんとか仕事をやめられるくらいの

仕組みを作ることができました。


正直な話、正しい方法さえわかっちゃえば

誰でもできると思います。


もちろん、仕組みができるまでは

たくさんの作業と時間は必要で

そこはめちゃくちゃ頑張らないといけません。

(1クリックで楽に稼げるは「サギ」です笑)


 今までは株主優待クロス取引の情報を中心に

お届けしてきましたが、今後は優待クロスなどを活かして


本業を卒業できる方法をこれからは

情報発信していきます^^

【メルマガ始めました】
8月7日からメルマガを始めました。

登録してくれた人には4つ無料プレゼントを用意しています。

中でも私の約150万円の自己投資の結晶である

サイトアフィリエイトの正しいやり方をまとめた6時間にも及ぶ動画集は 無料でプレゼントしてもいいか迷うレベルのものです。

登録するのは無料ですのでここから登録しておいてくださいね^^


【LINEもやってます】
友だち追加

 LINE登録をしてくれた方には、プレゼントとして改善と成長資産の仕組み作りからでも使っている

超便利な株主優待クロス取引手数料計算表

を差し上げます^^


【優待クロスコミュニティ】
ライターやまだの優待クロスコミュニティの募集ページは こちら
ーーーーーーーーーーーー



この記事を書いている人 - WRITER -
江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 改善と成長〜資産の仕組み作りから〜 , 2020 All Rights Reserved.