株主優待クロス取引(つなぎ売り・タダ取り)を中心に情報をお届けしています!

金利の単利と複利の違い、正しく理解してますか?初心者向けに解説!

 
この記事を書いている人 - WRITER -
江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

資産運用や投資に必要不可欠なものが、何と言ってもお金。

そのお金と切っても切れないのが「金利」ですよね。

でも皆さん、この金利について正しく理解していると自信を持って言えますか?

 

よく資産運用なんかの話になると、「単利」や「複利」といったワードが出てきますよね。

皆さんは、その違いや計算方法について正しく説明することが出来ますか?

計算方法と聞いただけで、苦手意識を持ってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

私もバリバリの文系人間なので、数学の話を出されると正直身構えてしまいます。

でも、この金利の違いをしっかり理解しているのといないのとでは、

資産運用で増えるお金の額が、段違いに変わる可能性があります。

 

金利の違いや計算方法は、一度理解してしまえばそんなに難しい話ではありません。

むしろ損をしないためにも、資産運用を始める前にしっかりと理解をしておくべきです。

そこで今回は、

・そもそも金利とは何か

・「単利」と「複利」のお金の増え方の違い

・運用する場合に選ぶべき金利

・金利で損をしないための注意点

といったことを、投資初心者の方向けに分かりやすく説明していきます。

 

同じ期間資産運用をするのなら、当然お金はより増えてくれた方が嬉しいですよね?

気づかぬ間に損してた…と後になってから気づくのでは遅いです。

金利の種類とその違いをしっかり理解して、より効率的にお金を増やせる方法を選択しましょう。

 

いまさら聞けない!そもそも金利って?

通常お金を借りたときには、借りたお金に「利息」を上乗せして返さなければいけません。

金利とは、お金を借りた際に支払う利息の「割合」のことを言います。

よく住宅ローンなんかを借りる時に、年何%って話が出ますよね。これが金利です。

 

利息を計算する基本式は、以下の通りです。

利息=元本×金利×期間

元本とはその名の通り、利息を生み出す元となるお金のことです。

 

例えば100万円を金利5%で1年間貸し借りしたとしましょう。

この場合利息は5万円となるので、1年後に借りた側は支払い、貸した側は受け取ることが出来ます。

ここから言えることは、

・「元本」が大きければ大きいほど

・「金利」が高ければ高いほど

・「期間」が長ければ長いほど

「利息」は大きくなるということです。

当然自分がお金を貸す場合は、金利は高い方が嬉しいですよね。

だから金利は、お金を効率的に増やすためにしっかり理解しておく必要があるんです。

 

「単利」と「複利」の違いって?

利息の計算方法には、「単利」と「複利」という2種類の方法があります。

簡単に説明すると、

単利…「元本」のみに対して利息がつく

複利…「元本+利息」に対して利息がつく

単利の場合は、元本が預けた当初の金額から増えることはありません。

100万円を年金利5%で運用した場合、1年目も2年目以降も受け取れる利息は毎年5万円です。

 

複利の場合は利息分も元本に足されていくので、時間をかけるほど元本も利息も増えていきます。

100万円を年金利5%で運用した場合、1年目の利息は単利の場合と同じく5万円です。

しかし2年目は(100万円+5万円)×5%=52,500円の利息を受け取ることが出来ます。

 

図で見るとイメージがしやすいかもしれません。

「単利」は元本と利息が一定額ですが、「複利」は徐々に増えていってるのが分かりますよね。

 

よくドラマなんかで、借金が膨れ上がっていくら経っても返せない!なんてことがありますよね。

これは「複利」の仕組みで、当初借りた額に比べて返済額がどんどん増えてしまうからなんです。

まさに一回ハマったら抜け出せない借金地獄、恐ろしいですよね。

 

貯金や運用をする場合は、当然金利は高い方がいいです。

そして「単利」よりも「複利」の方が、お金がより多く増える仕組みになっています。

 

低金利の円定期預金をおすすめしない理由も解説しています↓

 

長期運用×複利効果の可能性は無限大!?

上記の例では、2年目には複利の方が2,500円多くお金を増やすことが出来ました。

当然この差は、期間が長ければ長いほど大きくなります。

そのため「複利」は、特に長期運用の場合にその効果を最大限に発揮してくれるんです。

 

1,000万円を年金利2%で30年運用した場合を例に考えてみましょう。

単利で運用した場合に比べ、複利の方が30年後には211万円多く増えることになります。

複利は収益がさらなる収益を生んでくれるので、お金がどんどん膨らんでいく効果があるんです。

 

単利の増え方はただの直線ですが、複利は徐々に上にあがっているのが分かりますか?

せっかく資産運用をするのであれば、この複利の効果を有効に使わない手はないです。

 

だってお金がどんどん膨らんでくれるって、想像しただけでワクワクしますよね。

かの有名な物理学者アインシュタインも、こんな言葉を残したと言われています。

複利は人類による最大の発明だ。

知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う。

アインシュタイン

 

また世界的に有名な投資家ウォーレン・バフェットも、この複利効果を味方につけて稼いでいます。

よくこのサイトでも話していますが、お金持ちはお金に働いてもらってるんですよね

お金が自分でどんどん増えていって、稼いできてくれる仕組みを作っているわけです。

 

成功者と呼ばれる人たちは、資産運用以外の場面でもこの複利の考え方を活用していると思います。

外注化」なんかも、ある意味複利の考え方ですよね。

他の人に頼むことで、最終的にはより稼げる仕組みを作っているわけですから。

 

たとえ最初の元本が少なくても、運用期間が長くなることで複利効果は高まります。

なので少額からでも、なるべく早く複利の運用をスタートすることをおすすめします。

 

金利で損をしないための注意点

①すぐに現金化しないこと

複利は、収益がさらなる収益を生んでくれることで効果を発揮するものです。

そのため頻繁に現金化していると、その効果を十分に活かすことができません。

 

例えば投資信託には、「毎月分配型」と「再投資型」の2種類があります。

毎月分配型…利益を分配金として、毎月受け取れるもの

再投資型…利益は受け取らずに、そのまま引き続き投資資金にあてるもの

毎月分配型は「単利」で、再投資型は「複利」といったイメージですね。

毎月分配型は複利効果が得られない上に、利益を受け取る際に毎回税金もかかります。

これでは効率的にお金を増やすことができないので、再投資型をおすすめします

 

得た利益を再投資することで、お金がどんどん増える仕組みを作れるのが複利のメリットです。

そのメリットを活かすためにも、すぐに現金化はしないようにしましょう。

②ローンの借り換え時の落とし穴

単利と複利の違いのところで説明したように、借金をする場合は複利はマイナスに働きます。

特にみなさんの身近なところでいえば、ローンの借り換え時なんかには注意が必要です。

借り換え時には、「当初の借金の額+利息分」が元本となるからです。

 

単利で借りたはずなのに、借り換えをすることで事実上の複利になってしまうんです。

金利が1%でも安くなるんなら、借り換えした方がお得じゃん!と感じてしまいますよね。

でも実際は得するどころか、損をしていたなんてことにもなりかねません

 

借金の借り換えを繰り返してしまうと、借金の額が結果的に増えてしまう可能性があります。

金利だけで判断するのではなく、実質の支払額が減るのかどうかを考えましょう。

③そもそも運用益が出ていなければ、意味がない

複利効果は、そもそも利息が発生していることが前提です。

当たり前ですが、投資した商品の運用益がマイナスであれば資産は一向に増えません。

そのため金利の数字だけに惑わされることなく、きちんと運用益が見込める商品を選ぶべきです。

 

確実に年金利10%、20%で利息が得られる商品なんかあったら、みんな大金持ちになってますよね。

そんな甘い話はありません、投資は基本的にハイリスクハイリターンが原則なんです。

高い金利に目がくらんで、損をしてしまった…なんてことになったら元も子もありません。

 

余裕資金は運用することをおすすめしますが、資産は堅実に増やしていくことが重要です。

運用益が見込めるのか検討した上で、ご自身の余裕資金と相談しながら運用するようにしましょう。

 

まとめ

いまさら聞けない!そもそも金利って?

・金利は、お金を借りた際に支払う利息の「割合」のことです。

・利息を計算する基本式は「利息=元本×金利×期間」です。

「単利」と「複利」の違いって?

「単利」は元本のみに利息がつくのに対し、「複利」は元本+利息に対して利息がつきます。

・「単利」よりも「複利」の方が、お金がより多く増える仕組みになっています。

長期運用×複利の可能性は無限大!?

複利は収益が収益を生んでくれるので、特に長期運用の場合に効果を最大限に発揮してくれます。

・最初の元本が少なくても、運用期間が長くなることで複利の効果は高まります。

金利で損をしないための注意点

・複利のメリットを活かしたい場合は、すぐに現金化はしないようにしましょう。

・ローンの借り換え時には「当初の借金の額+利息分」が元本となるので要注意です。

・金利の数字だけに惑わされることなく、きちんと運用益が見込める商品を選びましょう。

 

今は老後の年金問題なんかもあって、お金に関する悩みって本当に尽きないですよね。

でもこの金利の仕組みを理解しておくことは、必ず皆さんの力になると思います。

資産運用のカギとも言える複利効果を上手く活用して、効率的に資産を増やしていきましょうね。

 

 

複利効果と相性がよい、おすすめの長期運用法についてはこちら↓



ーーーーーーーーーーーー
こんにちは!「とら」です。

お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、

少し自己紹介しますね^^


私はみなさんと同じように本業をしながら

ネットビジネスをやっていて、

月100記事以上ほぼ自動で記事作成できるようになって

本業卒業間際

の男です。

とらのプロフィールページ

 全然センスもかけらもなかったし、

ビビって行動できないような人間でしたが


なんとか仕事をやめられるくらいの

仕組みを作ることができました。


正直な話、正しい方法さえわかっちゃえば

誰でもできると思います。


もちろん、仕組みができるまでは

たくさんの作業と時間は必要で

そこはめちゃくちゃ頑張らないといけません。

(1クリックで楽に稼げるは「サギ」です笑)


 今までは株主優待クロス取引の情報を中心に

お届けしてきましたが、今後は優待クロスなどを活かして


本業を卒業できる方法をこれからは

情報発信していきます^^

【メルマガ始めました】
8月7日からメルマガを始めました。

登録してくれた人には4つ無料プレゼントを用意しています。

中でも私の約150万円の自己投資の結晶である

サイトアフィリエイトの正しいやり方をまとめた6時間にも及ぶ動画集は 無料でプレゼントしてもいいか迷うレベルのものです。

登録するのは無料ですのでここから登録しておいてくださいね^^


【LINEもやってます】
友だち追加

 LINE登録をしてくれた方には、プレゼントとして改善と成長資産の仕組み作りからでも使っている

超便利な株主優待クロス取引手数料計算表

を差し上げます^^


【優待クロスコミュニティ】
ライターやまだの優待クロスコミュニティの募集ページは こちら
ーーーーーーーーーーーー



この記事を書いている人 - WRITER -
江藤ふゆき
江藤ふゆき:現役銀行員/日本FP協会認定AFP/投資歴20年。 保有資格:証券外務員一種、金融先物取引内部管理責任者、FP技能士2級 現在の投資状況は、株式投資、FX、投資信託(NISA・iDeCo)、ロボアドバイザー、仮想通貨など。 過去に、250万円をたった3日で15万円に溶かした経験から、徹底したリスク管理をモットーに、日々相場と共に生きています。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 改善と成長〜資産の仕組み作りから〜 , 2020 All Rights Reserved.