コロナ相場対応テクニック!?一度クロスした銘柄を現渡してもう一度クロスする??

♫ピンポンパンポーン♫
※ツィッターで「クロスし直す」というツイートを見て、「どういうことだろう??」と疑問に思っていました。私なりに考えた理解なので、解釈に誤りがあるかもしれませんのでご自分でも、用法・用量を守って正しくお使いくださいm(_ _)m
※3月17日追記
現渡して、クロスし直さなくても、反対売買で一般信用売りを一旦返済して、同時に一般信用売りをし直すだけで大丈夫そうです。
現渡して、安い株価でクロスし直すことで現物の余力ができると考えていましたが、株価が大幅に下落した信用売りを反対売買することで、一旦大きな利益が出ますので、その利益で現物の余力で増えるので一旦現渡する過程は不要というのが3月17日までの考えです。
以下は記事を最初に書いたときの考えですが、こういう風に考えた過程を残すためにそのまま記事は残しておきますので、参考になる部分があれば幸いです。
「クロスし直す」
とは、
在庫はまだまだあるので売買手数料無料だったらクロスしなおせば貸株料が節約できる
とばかり考えていました。
3月9日の株主優待クロス取引
3月9日の記事にもそう書いています。
しかし、「クロスし直す」ことの重要なメリットはそこではないと気づきました。
これは、私の日興証券の現物の口座の状況です。
日興証券は、ほぼ100%クロス銘柄です
最近のコロナ相場の影響で87万円程度の評価損が出ていますね。
これはどういうことかというと、
現在の株価に比べて87万円高い株価でクロスしている
ということです。
順番に考えていきましょう。
何十銘柄合わせての評価損ですが、ここでは単純に考えるために一つの銘柄(A)と考えてください。
1
5,447,300+877,631=6,324,931
100株で6,324,931円のAをクロスしていたとします。
2
Aがクロスした後に877,631円株価が下落して
5,447,300円
になったと考えます。
3
Aが今でも一般信用売りの在庫が十分あるとします。
4
これを一旦現渡します。(コスト0円)
5
そうするとポジションが解消されますね。
6
すかさずもう一度Aをクロスします。(信用買い→現引したとして、信用金利が最低1日分コストとしてかかります。)
※5,447,300円だと、373円程度余計なコストが発生します
メリット1
6,324,931円でクロスしていたAを5,447,300円でクロスし直していますので、
877,631円×1.4%÷365日×貸株日数
分の貸株料が節約できます。
明日の約定で貸株日数は15日間として
504円程度
の貸株料が節約できます。
余分に支払った信用金利は373円ですから、微妙にコストを節約できていますね。
メリット2
最初にクロスした株価より877,631円安くなったということは、
もう877,631円分、他の銘柄をクロスできるということです。
連日、日興証券でクロスできる銘柄を紹介していますが、ザックリした計算ですが10万円で1000円程度のクオカードを100円程度のコストで取れる銘柄もまだまだあります。
こんな銘柄をあと8銘柄くらい新たにクロスできる資金が生み出せます。
1000円クオカードを100円のコストで取得して、900円の利益だとすると
900円×8銘柄で7200円
の利益がクロスし直すことで生み出せるようになります!!
貸株料の節約だけだと200円にも満たない少額の節約でしたが、新たに7200円も利益が生み出せるとなるとこれは少なくない金額ですよね?(私の金銭感覚では)
しかし、「クロスし直す」ことにはデメリットもあります。
デメリット1
現渡した瞬間、一般信用売りの在庫が0になってしまい、そもそもクロスし直せない
これが大きな恐怖です。
5,447,300円クロスしていると1%くらいのリターンがクロスであるとすると5万円以上確保できていた利益を放流することになってしまいます。
在庫が再び出てきてクロスし直せるかもしれませんが、二度とクロスできないかもしれません。
実際はAという一つの銘柄ではないですから、全てクロスし直せないなんてことはないでしょうが、いくつか取り逃がすことは十分考えられます。
デメリット2
「何十銘柄の現渡の注文を入れる」、「何十銘柄の信用売りの注文を入れる」、「何十銘柄の信用買いの注文を入れる」、「信用買い約定後に何十銘柄の現引の注文を入れる」という手間が発生する
もうすでにクロスしている銘柄をほっとけばやる必要のない手間です。
この手間とリターンが見合うかですよね。
私としては消極的に考えてしまいます…
「クロスし直す」メリット・デメリットはこんなところでしょうか。
注意点
ここで、日興証券で「クロスし直す」ことにおいて知っておかないといけないことがあります。
現渡すると余力としていつ反映されるか
ということです。
日興証券のHPで確認しましょう。
現物
FAQ ID:1257
信用取引で現渡により決済した場合、いつから現物株式の買付可能額に反映しますか。
現渡により決済した場合、約定後、現物株式の買付可能額に反映します。
日興証券公式HPより引用
信用
FAQ ID:1217
信用取引で現渡により決済した場合、いつ信用余力に反映しますか。
現渡による決済済建玉にかかる必要保証金は、受渡日前日まで拘束されます。
信用余力への反映は、受渡日からとなります。
日興証券公式HPより引用
信用取引で現渡により決済した場合、いつ信用余力に反映しますか。
↑
日興証券でクロスするんだったら「この質問をした人は、こんな質問も見ています」も読んでおいたほうがいいですね。
日興証券でクロスする場合は、こちらを心配する必要がありますね。
ギリギリの資金でクロスしている人にとっては重要な問題です。
明日(金)に約定すると受け渡し日は、(火)ですから、クロスし直せるのは(火)になってしまう
ということです。
上に書いたデメリット1が起こる可能性が非常に高くなりますね。
まだまだ資金が豊富で数日クロスし直した分の資金が使えなくてもクロスし直せるくらいの資金があれば考える必要はないでしょう。
まとめ
私が考えられる「クロスし直す」ことのメリット・デメリット、注意点はこんなところです。私なりにいろいろ考えたのですが、漏れがあるかもしれませんし、考え違いもあるかもしれません。
冒頭にも書きましたが、ご自分でもよく考えたり・調べたりしてからやってみてください。
資金をギリギリまで活用してクロスしたい方にとっては、投資行動の選択肢になるかもしれません。
注意点を確認ですが、
1 クロスし直す銘柄に一般信用売りの在庫が十分にあること
2 信用余力や現引き余力に気をつける
この辺がクロスし直す上で最重要な注意点だと思います。
皆さんのお役に立てれば嬉しいです^ ^
間違っている点やアドバイスがあればぜひ教えてくださいm(_ _)m
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Comment
いつもありがとうございます。
上記の方法ですが、いくつかの疑問があります。
まだ、一般信用に余裕のある銘柄で、株価が大きく下落しているものに関して
「現渡し」によるクロス解除 → 再クロス の流れですが、「信用買い」+「現引き」を省略することは
できないでしょうか?
「現渡し」ではなく「反対売買」として、利益を確定したのと同時に「(一般信用)新規信用売り」をかければ
現物で保持している状態の株には、手をつけずに利益分の金銭を浮かせることができるのではないかと考えました。
ただ、「反対売買」と「(一般信用)新規信用売り」の約定金額が異なってくるとクロスの意義がなくなってしまいますが・・
詳しい方、あるいは経験者のかたが、いらっしゃいましたら御教授を願います。
ゴミ株評論家さん、疑問を投げかけていただきありがとうございます。
私なりに考えますとその方法だと、
貸株料の節約にはなるけど、新しい銘柄をクロスできる枠が増えるわけではない
ということになりますよね?
同じ株価で買いと売りをするクロス取引的には全く問題ないとは思います。
高い株価で買った現物を安く買い直すことで現物の余力(現引の余力)が増えるわけですから。
しかし、一旦信用売りの在庫が十分残っていれば、デメリットなく貸株料の節約できる方法だと思います。
>「現渡し」ではなく「反対売買」として、利益を確定したのと同時に「(一般信用)新規信用売り」をかければ
>現物で保持している状態の株には、手をつけずに利益分の金銭を浮かせることができるのではないかと考えました。
>貸株料の節約にはなるけど、新しい銘柄をクロスできる枠が増えるわけではない
>ということになりますよね?
ゴミ株評論家さんのおっしゃるのでいいんじゃないでしょうか?
新規売り&既存売りの買い埋め、の時点で決済差益が出ますので、その分が新たにクロスに回せる資金です。
既存の買いポジ(現物)は既に値段が下がった現物なので、売却(現渡しも同じ)して同じ値段で買い戻すことになり、意味がなさそうな。
あと、現渡しは資金回復に時間がかかりますが、信用決済だけだと即使えるんじゃなかったかな?
>ただ、「反対売買」と「(一般信用)新規信用売り」の約定金額が異なってくるとクロスの意義がなくなってしま>いますが・・
これは最後(権利落ち日)の現渡しの際に清算されるので問題ないかと。
今回ちゃんと調べてはないですが、私のぼんやりした理解では以上の感じです。
詳しい方、間違ってたら教えてください...
123さん、アドバイスありがとうございます。
123とゴミ株評論家さんの考えが正しいと思います。
反対売買の利益ですでに現物の余力が増えているという話でしっくりきました。
いつも教えてくださり、ありがとうございます。