空売りとは?下落相場でも利益がでる??仕組みやリスクを徹底解説!

証券口座開いて株式取引を始めてみたけど、
分からない用語ばっかり。
調べても調べても、
また更に分からない単語が出てくる。
嫌になりますよね?
諦めてとりあえず何か買ってみようかな~
なんて、やみくもにやってしまった為に
大損失なんて怖すぎます。
数千円、数万円程度で済めばいいけど
(いや、痛いけど)
取り返しのつかないことになんてなったら・・・。
そう考えて
結局一歩も踏み出せないのはもったいない!
株に対して正しい知識を付ければ
損失のリスクを最小限に抑える事が出来ますよ。
今回は短期間で利益を出すことが可能、
下落株でも儲けが出ると言われている
「空売り」
について初心者でも分かりやすく徹底的に調べてみました。
この記事では
- 空売りの基礎知識
- 空売りのメリット
- 空売りのリスク
- 大きな損失をしないための注意点
について解説していきます。
空売りは味方につければ、
株主優待クロス取引でもお得に取引することができますよ。
空売りについて検討している方の
参考になれば幸いです!
空売りとは?
空売りって、
単語だけ見てもその意味がまったく理解できないですよね。
空なの?
何をどこに売るの?
って思いませんか。
空売りは、
まず証券会社に信用口座を開設し、
貸株料と委託保証金(担保のようなもの)を支払って株式を借ります。
現物ではない「借りた株」を売るために「空売り」といいます。
証券会社から借りた株を、同時に株式市場に売りに出して、期限日までに買い戻します。
株は借りているだけなので最終的には証券会社に返さないといけません。
売った時と買い戻した時の差額で利益を狙います。
例えば
①株価1万円の株を100株を空売りします。(100万円が手元に来たというイメージ)
②その後、株価が8000円に下落しました。
③100株は証券会社に返さないといけないので、80万円で株を買い戻します。
④株(80万円分)を証券会社に返却した後に、残った20万円が利益となります。
つまり空売りでは、その株式の値段が下がれば下がるほど利益が出るのです。
株の取引って株価が上げれば利益が出るイメージの人が多いと思うので、下がっても利益が出る方法があるなんでビックリですね。
借りた株式の返済期限は一般信用取引は原則無期限ですが、制度信用取引は6ヶ月です。
一般信用取引は在庫切れな事が多いので、空売りは制度信用取引が主流となっています。
そのため、株価が上がって損失が出てしまっていても、6ヵ月後までに証券会社に株を返却しないといけません。
詳しい信用取引の解説はこちら
また株価下落時に空売りをする投資家が増え過ぎると、相場の下落に拍車がかかってしまい混乱を招く恐れがあります。
上場銘柄では直近の取引所の株価以下の値段での空売りを原則禁止するという「空売り規制」があります。
信用取引の空売りは、証券会社などから株を借りて売り、後日その株を買い戻すことによって生じる差額を得るという取引になります。そのため、マーケットの流動性を高める役割を担っているといえます。
しかし空売りは、株価を意図的に下落させる目的で乱用され、マーケットに混乱をもたらしてきた過去があります。そのために定められた法律が「空売り価格規制」となります。なお、「空売り価格規制」は2013年11月5日より空売りに係る銘柄が一定の条件を満たした場合に適用される「トリガー方式」に改定されています。
空売りするメリットは?
相場が下落している局面でも投資が可能
株価は基本的に値動きが上がったり下がったりしています。
株価が下落してしまった時、現物取引では待つ事しかできないないタイミングを空売りは投資のチャンスにすることができます。
空売りは株価が下落することで利益が得られるので、下落が続いている状況下でも投資を続けやすいというメリットがあります。
株価が暴落してしまった時でも、空売り可能な信用取引を利用していれば、
「投資をしない」 or 「空売りを行う」
という選択肢ができるのは大きいですね。
現物株の損失を抑えられる可能性
現物取引で現物株を買ったものの、株価が下がってしまい含み損が発生すると
「価格が上がるのを待つ・価格の底を予想して買い増す・損切り」の内のいずれかの選択になってしまいますよね。
そんな株価下落時でも、空売りを行うことで、空売り銘柄の利益により現物株の損失を軽減することが可能になります。
ですが、株式投資で利益を得るためには早めに損切りの決断をする事が大切です。
含み損を持ち続けるいわゆる「塩漬け」は、大きな損失に繋がるリスクがあります。
株価が下落し続け、最終的に倒産する可能性もあるので、空売りがあるからと言って下落相場で現物株式を持ち続けるのは危険です。
塩漬けの詳しい解説・対処法はこちら
短期間の取引に向いている
株価は上昇時は徐々に上がって行きますが、下がる時は短期間です。
そのため、空売りはスキャルピング(数分で取引完結)、デイトレード(1日で取引完結)などの
短期間取引で利益が出やすい傾向があります。
ほぼノーリスクで株主優待のみを入手できる
権利確定日の後は、基本的に株価が下落します。
長期保有制度がある株主優待で、優待のために長期で持っていたい株式ってありますよね。
でも「権利確定日後は株価が下がるし、保有し続けて大丈夫かな?」
心配になりますよね。
そういう場合にも、同じ株式を同じ数、新たに信用取引で空売りします。
このことを「株主優待クロス取引」と呼びます。
現物株式と空売りを同じ数持つことによって、現物株式の損失分を空売りの利益がカバーしてくれます。
そのため、権利確定日後の株価下落による損失を気にすることなく株主優待のみを取得することができるという訳です。
\初めての優待クロス取引についてはこちら/
空売りのリスクは?
損害のリスクが無限大
空売りの利益率は最高で100%にしかなりません。
例えば100万円で空売りした株の価値が0になっても(倒産などで)、利益は100万円です。
ですが逆に100万円で空売りした株が、上昇し続け1000万円になれば損失は900万円になってしまいます。
株価上昇に弾みがつくと短期間で株価急騰することもあります。
そして株価の上昇というのは制限がありません(理論上では)。
損失のリスクは無限大に膨らんでいき損切りのタイミングも難しくなってしまいます。
投資界では「買いは家まで、売りは命まで」と言う言葉があるくらいです。
つまり、「信用買いで失敗したら家を失うほど損をするが、信用売り(空売り)で失敗したら命までを差し出さなければいけなくなる」という戒めの言葉です。
正しい方法を知らなければ、大きな損失が出てしまう危険が高いのが空売りの怖さです。
追証が発生する
信用取引を始めるには証券会社に委託保証金(現金または現物株など)を担保として差し入れる必要があります。
委託保証金は信用取引する額の30%以上および30万円以上が必要になります。
追証とは追加証拠金の略称の事で、損失を出してしまい委託保証金が一定額まで減ってしまうと、不足分の委託保証金を入金しなければいけなくなります。
指定された日までに不足分を入金できなかった場合、強制決済・取引停止などの措置が行われてしまいます。
金利がかかる
空売りは信用取引なので株を借りるための料金「貸株料」が発生します。
貸株料は証券会社によって利率変わってきます。
貸株料の詳しい解説や計算方法はこちら
また制度信用取引を使用している場合は、逆日歩が発生してしまう可能性があります。
逆日歩の詳しい解説はこちら
大きな失敗しないために注意すること
損切りのルールを設定し、そのルールを守ること
空売りした株の株価が思いがけず上昇して、損失が大きくなってしまうのが失敗の理由です。
その場合は、損失がまだ小さいうちに買い戻して損切りをし、大きな損失を回避する必要があります。
その為にも自分の中で損切のルールを作っておくことが大切です。
「もう少しすればきっと下がるはず、もう少しだけ待とう」って思ってしまいますよね?
でもそうやって損切ルールを無視して持ち続けてしまうと、その後さらに大きく上昇して多額の損失が出る可能性もあります。
まずは少額から始める
いきなり大きな額を投資してしまうと、万が一の時に取り返しがつかなくなります。
損失や追証の負担を軽減するためにも、まずは少額から取引を始めることをオススメします。
少額であれば、万が一損失が出ても大きくならずに済みますし、追証発生の可能性も低くなりますよ。
価格変動に注意する
株価が低く出来高も少ない銘柄や、価格が変動しやすい中小型株は短期間に急騰・急落する可能性もあります。
(※東証では時価総額が大きく流動性の高い100銘柄を大型株、次に多い400銘柄を中型株、残りを小型株としています。)
空売りで短期で利益を得るには大きな価格変動も必要ですが、価格変動しやすい銘柄は短期間で急激に上がりやすくもあります。
空売りを行う時は、常に急騰リスクを意識して対策を立てて検討しましょう。
まとめ
空売りとは?
空売りは証券会社にから株式借りて、同時に株式市場に売りに出して期限日までに買い戻す投資方です。
売った時と買い戻した時の差額で利益を狙います。
空売りするメリットは?
相場が下落している局面でも投資をすることが可能です。
また株価下落時の現物株の損失を抑えられる可能性もあります。
権利確定日後は株価が下がる傾向があるので、優待クロスつなぎ売りができます。
空売りのリスクは?
損害のリスクが無限大で損失が大きくなってしまうと、追証が発生することもあります。
信用取引なので貸株料が発生し、制度信用売りだと逆日歩発生のリスクもあります。
大きな失敗しないために注意すること
自分で損切りのルールを設定し、そのルールを必ず守るようにしましょう。
まずは損失が大きくならない程度の少額からスタートさせましょう。
そして常に株価が急に上昇しないか意識して対策を立てて検討しましょう。
今回は優待クロス取引でもにも使える空売りについて紹介しました。
仕組みやリスクをしっかりと理解していれば、
いざという時に慌てずに大切な資産を守ることができますよ。
投資を楽しむためにも、これからも諦めず知識を付けていきましょう!
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こんにちは!「とら」です。
お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、
少し自己紹介しますね^^
私はみなさんと同じように本業をしながら
ネットビジネスをやっていて、
月100記事以上ほぼ自動で記事作成できるようになって
本業卒業間際
の男です。
とらのプロフィールページ
全然センスもかけらもなかったし、
ビビって行動できないような人間でしたが
なんとか仕事をやめられるくらいの
仕組みを作ることができました。
正直な話、正しい方法さえわかっちゃえば
誰でもできると思います。
もちろん、仕組みができるまでは
たくさんの作業と時間は必要で
そこはめちゃくちゃ頑張らないといけません。
(1クリックで楽に稼げるは「サギ」です笑)
今までは株主優待クロス取引の情報を中心に
お届けしてきましたが、今後は優待クロスなどを活かして
本業を卒業できる方法をこれからは
情報発信していきます^^
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