松井証券で株主優待クロス取引!!コストは他社より高め!?お得な使い方も

優待名人桐谷さんがメインで使ってる証券会社と言えば『松井証券』
とらブログでは楽天証券と日興証券を二大証券会社とお伝えしています。
同じ優待クロス投資家でもメインで使っている証券会社が違うって面白いですね。
・株主優待クロス取引を始める時
・ある程度優待クロスに馴染んできた時
結局、
「どの証券会社を使えばお得なんだ〜?」って思いますよね。
私は最初よくわからず、有名どころの証券会社の口座はほぼ全て開設したのですが、その中で感じた松井証券の特徴を
「株主優待クロス投資家目線」
で徹底解説します。
ただでさえ一つ一つの利益はそれほど大きくない株主優待クロス取引にとって手数料を安く済ませることは死活問題ですよね!
もっと安くクロスできる方法があるのにそれを知らないなんて損しちゃってますよね。
これを見れば、松井証券の特徴がよくわかるようになって、
・松井証券の口座を開設していなかった人は
「とりあえず、口座だけは作っておくか〜」・口座開設はしていたけどうまく活用していなかった人は
「解説してあった通りやってみよ!」って思ってもらえるようになると思いますよ。
これから優待クロスを始めるっていう初心者さんは、目次の中から「まとめ」をクリックして、まとめをご覧になってから記事内を見てもらうと全体を把握した状態で読み進めることができると思うので、試してみてください^^
この記事の目次
松井証券の手数料プラン
松井証券の手数料プランは『ボックスレート(定額手数料体系)』1択です。
信用取引・現物取引の合計金額が1日の約定代金の合計が50万円以下であれば売買手数料は無料になります。
取引金額と手数料は下の表のとおり
※ネット経由の手数料となりますのでご注意ください※
1日の約定代金合計金額 | 手数料(税抜) |
50万円まで | 0円 |
100万円まで | 1000円 |
200万円まで | 2000円 |
※100万円増えるごとに1000円加算(手数料上限10万円(税抜))
手数料がかからないようにするためには株価が2500円以下の銘柄をクロスする際に利用します。
例(1日の取引)
銘柄A
株価2400円
現物買い
2400円×100株=24万円
信用売り
2400円×100株=24万円
合計約定代金
24万円+24万円=48万円
1日の取引金額が50万円までに収まっているので、クロスにかかる売買手数料は無料となります。(信用売りの貸株料だけかかります。)
参考貸株料
例えば、上記の24万円の銘柄を一般信用売りで7営業日借りると
92円
の貸株料です。
結局この場合(合計取引金額48万円)のクロスにかかったコストは?
92円
クロスの売買手数料0円+貸株料
ですからこの金額だけでクロスすることができます。
こうやって1営業日につき株価が2500円以下の銘柄を1銘柄ずつクロスしていく方法がコストを最小化させるテクニックです。(もちろん、株価が1000円の銘柄だとすると2銘柄ずつ確保していけます)
50万円を超えると一気に割高になるので株価が2500円を絶対上回らない銘柄を選びましょう。
現引・現渡手数料
無料
事務管理手数料
ちょっと難しい話で細かい話なので、初心者の方は読まないでもらっても大丈夫です。
1ヶ月経過するごとに1株あたり11銭(税込)(単元株制度の適用を受けない銘柄は100円)
(最低でも100円(税込)はかかります。上限は1,000円(税込))具体的に考えてみると
・100株なら100円(税込)
11銭×100株=11円ですが、最低でも100円かかるので、100株でも100円かかってしまいます。
・1000株だと110円(税込)
11銭×1000株=110円
なのでほとんどの場合は1ヶ月間クロスしたとしても100円程度で済むと考えてください。(1000株を超えるクロスは珍しいと思います。)
ちなみに2ヶ月間クロスしたら200円かかるといった感じです。
事務管理手数料に関する細かい話
1ヶ月ってアバウトだけど??と思いますよね。
6月30日に新規信用売り建てして7月31日に返済した場合
1ヶ月分事務管理手数料を支払うと考えてください。(こんなに1日単位で気にすることはほとんどないと思いますが)
貸株料・信用金利
貸株料と信用金利は以下の通りです。
貸株料(信用売りにかかる)
制度信用売り | 年1.15% |
「無期限」制度信用売り(一般信用売り) | 年2.0% |
信用金利(信用買いにかかる)
制度信用買い | 年3.1% |
「無期限」制度信用買い(一般信用買い) | 年4.1% |
信用買い→現引きは、現物取得にかかるコストをほぼ無料化できる優れたテクニックです。
詳細はこちらをご覧ください。
一般信用売り
種類
「無期限」のみの取扱いです。
長期なので早めのクロスが可能。
他社と比べコストが高めとはいえ、短期売建するよりは貸株料は安いので超人気銘柄の在庫を確実に確保したい人はコストを比較して検討する価値はあり
松井証券の株主優待クロス取引の使い勝手
一般信用売りの在庫の状況
他社と比べ存在感が薄く期限ギリギリまで在庫が残っていることが多いです。
一般信用売り補充のタイミング
注文時間は17時から
売建が残数表示タイプではないからか争奪戦が起きにくいです。
他の証券会社との関係
他社で取れるか確認してから松井証券をチェックしてる人が多そうです。
約定金額50万円超の銘柄は敬遠されがちなので他社で在庫がない場合でも松井証券にはある事が多いです。
ただし!
他社に在庫がない銘柄は規制で注文できないことも多いので注意してください。
徹底的に在庫確保にこだわるなら
一日の中で
17時 | 日興証券の争奪戦に参加 |
19時 | 楽天証券・SBI証券・GMOクリック証券の争奪戦に参加 |
19時〜20時 | auカブコム証券の抽選に申し込み |
20時 | マネックス証券の争奪戦に参加 |
という風にスケジュールを組むと良いと思います。
松井証券はどこも在庫がなかったら最後に覗いてみるくらいでいいと思います。
コスト面
信用取引・現物取引の合計金額が1日の約定代金の合計が50万円以下に抑えられれば売買手数料は0円で済みますが50万を超えると他社と比べて割高になる。
貸株料や信用金利の設定は他社より高め他の証券会社との関係性
楽天証券 | 大口優遇達成後はクロスの中心を楽天証券に考える |
SMBC日興証券 | 楽天証券の準ずる位置付けとして考える |
マネックス証券 | 人気銘柄を取りこぼした時のサブとして無期限信用を利用する |
SBI証券 | アクティブプランで短期を使って少しずつクロスを進める |
GMOクリック証券 | キャッシュバックがあれば短期で取れていないのを取っていく |
auカブコム証券 | 現物は他の証券会社を利用する前提で抽選を申し込んでいく |
松井証券 | 50万円以内に収まる銘柄用として利用する |
他の証券会社との手数料の比較
現物手数料
証券会社名 | 1注文毎の現物売買手数料(税込) | |||
〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 | |
松井証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 1100円 |
楽天証券 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
SBI証券 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
GMOクリック証券 | 96円 | 107円 | 265円 | 479円 |
マネックス証券 | 110円 | 198円 | 495円 | 1100円 |
auカブコム証券 | 99円 | 198円 | 275円 | 1089円 |
SMBC日興証券 | 137円 | 198円 | 440円 | 880円 |
信用手数料
証券会社名 | 1注文毎の信用売買手数料(税込) | |||
〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 | |
松井証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 1100円 |
楽天証券 | 99円 | 148円 | 198円 | 385円 |
SBI証券 | 99円 | 148円 | 198円 | 385円 |
GMOクリック証券 | 97円 | 143円 | 187円 | 264円 |
マネックス証券 | 105円 | 154円 | 209円 | 369円 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
SMBC日興証券 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
※auカブコム証券は別途、品受・品渡手数料がかかります。
松井証券の株主優待クロス取引以外の活用方法
豊富な取引ツール
他社で有料で提供されてる『QUICKリサーチネット』が無料で使えます。
松井証券はインターネット証券にいち早く参入した企業ということもあり、株取引を中心にアプリやツールが豊富です。
サポート体制の充実
松井証券は問い合わせ窓口は格付けで9年連続3つ星を取るクオリティーです。
WEBサイトや電話を通じたサポートが充実しています。
これから口座を開きたい人用のサポート窓口もあります。
まとめ
松井証券の手数料プラン
・松井証券の手数料プランは『ボックスレート(定額手数料体系)』の1択のみ。
・信用取引・現物取引の合計金額が1日の約定代金の合計が50万円以下であれば売買手数料は無料になる
・50万を超える場合は他社と比べて手数料が割高になる
貸株料・信用金利
・貸株料は無期限(一般信用売)2.0%、制度信用売1.15%
貸株料と信用金利は他社と比べると高めの設定になっています
一般信用売り
・無期限(長期)1種類のみの取扱
松井証券の株主優待クロス取引の使い勝手
・他社と比べ存在感が薄く期限ギリギリまで在庫が残っていることが多い。ただし他社で在庫切れの銘柄は取引規制がかかってることも多い。
・補充のタイミングは17時
・貸株料や金利を考えるとコストは他社と比較して高めの設定になってる
・他の証券会社との関係性は、50万円以内に収まる取引で使う。
他の証券会社との手数料の比較
比較した結果、50万円以下の取引で取引手数料0円にしたとしても貸株料や金利を考えるとコストは高め
松井証券の株主優待クロス取引以外の活用方法
・優待情報が検索できる『QUICKリサーチネット』が無料で使えたり取引に使えるツールが多い
・サポート窓口が充実している
を活用すると良さそう
松井証券は他社と比べてコストが高いのであまり使用頻度は高くなさそうです。
でも、50万以下の取引手数料0円は大きなメリットです。他社より在庫が残りがちな傾向と手数料0円を上手に組合せてクロスできればお得に人気銘柄を取れるチャンスは増えるかも?
松井証券はツールが豊富なのが特徴でもあるのでツールを使ってクロスの情報集めに特化するという使い方もありだと思います
各証券会社それぞれ特色がありますから、それを十分理解して自由自在に使いこなして、可能な限り利益を最大化させたいですね。
各証券会社の特徴を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
今回の記事では、初心者さん向けの記事内容でしたが後日、上級者向けにも記事を作成する予定ですので、上級者の方も楽しみにしていただければと思います。
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こんにちは!「とら」です。
お前誰だよ?って声が聞こえてきたので、
少し自己紹介しますね^^
私はみなさんと同じように本業をしながら
ネットビジネスをやっていて、
月100記事以上ほぼ自動で記事作成できるようになって
本業卒業間際
の男です。
とらのプロフィールページ
全然センスもかけらもなかったし、
ビビって行動できないような人間でしたが
なんとか仕事をやめられるくらいの
仕組みを作ることができました。
正直な話、正しい方法さえわかっちゃえば
誰でもできると思います。
もちろん、仕組みができるまでは
たくさんの作業と時間は必要で
そこはめちゃくちゃ頑張らないといけません。
(1クリックで楽に稼げるは「サギ」です笑)
今までは株主優待クロス取引の情報を中心に
お届けしてきましたが、今後は優待クロスなどを活かして
本業を卒業できる方法をこれからは
情報発信していきます^^
【メルマガ始めました】
8月7日からメルマガを始めました。
登録してくれた人には4つ無料プレゼントを用意しています。
中でも私の約150万円の自己投資の結晶である
サイトアフィリエイトの正しいやり方をまとめた6時間にも及ぶ動画集は 無料でプレゼントしてもいいか迷うレベルのものです。
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【優待クロスコミュニティ】
ライターやまだの優待クロスコミュニティの募集ページは こちら
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Comment
>事務管理手数料に関する細かい話
>1ヶ月ってアバウトだけど??と思いますよね。
>6月30日に新規信用売り建てして7月30日に返済した場合
>1ヶ月分事務管理手数料を支払うと考えてください。
ほんとに細かい話ですが、
「建日より起算した1か月ごとの応当日を越えるたび発生し」(松井HPより)なので7月30日に返済だとかかりません。7月31日からです。
123さん、教えていただきありがとうございます!
早速記事に反映させ、修正させていただきました!