東急電鉄とディズニーのコラボレーションを経済的な視点で見てみると…

 

まもなくこのキャンペーンも終了ですが、現在スタンプラリーが開催中です。

子連れの方が大勢スタンプ帳を持って、東急の一日乗車券を660円片手にスタンプを集めています。

ディズニー、ピクサー、マーブル、スターウォーズの四つの世界に分かれ、それぞれ3つスタンプを集めれば小さなクリアファイルがもらえます。

さらに武蔵小杉かたまプラーザか二子玉川のiTSCOMに行くとディズニーの缶バッチももらえます。

ファーストシーズンとセカンドシーズン両方ともコンプリートすると硬券がもらえ、さらにコンプリートした人の中から100名に抽選でスワロフスキーのパスケースが当たります。

小さい子供だけでなく、中高生、社会人の方、さらに男女を問わず、本当は一人一冊のところ3冊も4冊もスタンプ帳をもって、このイベントに夢中になっています。

ディズニーって本当にみんなに愛されてるんだなぁと再認識させられました。

それとは別に、

何千人、何万人にクリアファイルを配って、スタンプ台を各駅に用意して、様々なところにポスターを貼ったり、電車の中の映像でPRしてみたり、電車やバスにラッピングをしてみたり…

「めちゃくちゃこのキャンペーンお金がかかってるじゃん!!!」

なぜ東急はこんなキャンペーンをしたのか?

ディズニー側もこんなキャンペーンをしたのか?

とふと思いました。

お金の勉強をしているとこんな視点で物事が見れるようになってワクワクしてきますよ!

完全に私の私見ですので、ご了承ください。

1 東急がこのキャンペーンをした理由

このキャンペーンは東急が主催・企画をしています。

(1)電車賃収入を得る

まず、ディズニーのスタンプを集めるためには東急の電車に乗って、24の駅で降車して改札を出ないとスタンプが押せませんので普通にやったらめっちゃ電車賃がかかります。

そんな中スタンプ帳に

東急ワンデーオープンチケット おとな660円 こども330円

東急線全線が1日乗り降り自由になるチケットです。

と紹介されています。

スタンプを集める人は、必ずこの1日乗車券を購入しますね。

しかも、このキャンペーンにはファーストステージとセカンドステージがありますので、最低二日間は一日乗車券を購入して24駅回らないといけません。

このキャンペーンに参加している人が何千人か何万人かわかりませんが、この電車賃だけでも何百万円という売上になります。

(2)東急ワンデーオープンチケットを知ってもらって、普段から利用してもらいたい

少なくとも私は、このキャンペーンまで東急に一日乗車券があることすら知りませんでした。

しかも660円だったら、遠方までの往復だけでもおトクになる場合がありますよね。

大井町から中央林間まで東急線を使っていけば、片道490円です。

キャンペーン中はもちろんこの一日乗車券を利用するのでしょうが、この一日乗車券の存在を知った人は、

また利用してみようかな

という人が、キャンペーン以前に比べれば間違いなく増えることでしょう。

こういった宣伝効果もあると思います。

(3)東急電鉄の路線網を知ってもらう

このキャンペーンのスタンプを集めるためには、

・東横線

・目黒線

・田園都市線

・大井町線

・池上線

・東急多摩川線

・世田谷線

を利用しなければなりません。

私は、東急線にこんな種類があることさえ知りませんでした。

路線網の縦と横の関係を知って、今後うまく東急線を使えるようになると思いました。

今まで他の路線を使っていたところ、

東急線で行こう!

という視点さえ生まれてきそうです。

(4)東急線の24の駅に降りてもらって、どんな所なのか知ってもらう

個人的には、この狙いが一番大きいのではないかと思います。

初めて降りる駅がほとんどで、このキャンペーンがなければ一生降りなかったかもしれません。

24駅のホーム上から改札を出るところくらいまでですが、

・この駅にはこんな施設があるんだ

・こんどここにゆっくり来てみよう

と思うことがたくさんありました。

人間知らないことは、見えていません。認識していません。

ということは、例えば、南町田駅にグランベリーモールがあることを知らない人は

南町田駅に行ってみよう

という考えすら起こらないはずです。

スタンプラリーをきっかけに南町田駅にグランベリーモールというアウトレットがあることを知った人は、

「今度ゆっくり買い物に来てみよう」と思ったかもしれませんし、スタンプついでに買い物を実際にした人もたくさんいたでしょう。

こういった気づきが、24の駅でおこっています。

しかもスタンプラリーに参加した大勢の人に。

その経済効果は、LTV(ライフタイムバリュー)的に計り知れないと思いました。

(5)東急線の魅力を知ってもらえば、沿線の価値が高まる

これも密かに大きな視点で考えるとメインの狙いの一つだと思います。

東急電鉄は、電車などの交通事業はもちろん、不動産事業やホテル事業、百貨店に代表される生活サービス事業などもやっているグループ会社です。

東急線の魅力を知ってもらえば、不動産事業や生活サービス事業が大きく利益を上げてくれるはずです。

私は電鉄会社の利益のうち、電車賃収入はそんなに大きくないのではないかと思っています。(実際調べてみると、東急電鉄の一番大きな利益を生んでいる事業は生活サービス事業でした。)

2 ディズニーがこのキャンペーンをした理由

ディズニーは、協力という立場でこのキャンペーンに携わっています。

(1)ディズニーの魅力をさらに知ってもらう

私は、このキャンペーンまでディズニーがスター・ウォーズとマーベルに関わっていることさえ知りませんでした。

恥ずかしながらスター・ウォーズもマーベルも一度も観たことがありません。

しかし、このキャンペーンで

・スター・ウォーズ一度は観てみようかな

・マーブルってどんな話なんだろう

と興味を持ちました。

ディズニーが好きですので、ディズニーが関わっているなら面白いのだろうとなんとなく思ってしまいます。

(2)ディズニー関連グッズの販売

このキャンペーンに伴い東急グループ13施設でディズニーグッズ販売の特設ブースが作られ、販売されています。

このキャンペーンに絡んだ限定グッズもあるはずですから、ディズニーファンは黙っていられないはずです。

東急電鉄側の理由には書きませんでしたが、東急電鉄もディズニーファンが東急グループの施設にグッズ目当てに訪れ、施設内の別の店舗でも買い物をしてもらいたいという狙いがあるのは言うまでもありません。

(3)ディズニーを思い出して、パークに足を運んでもらいたい

東急電鉄の(4)でも書きましたが、知らないことは見えていません。

認識していないのだから行動の選択肢にも浮かんできません。

しかし、このキャンペーンでディズニーに触れることによりディズニーを思い出します。

すると、

・最近ディズニーランドに行ってないなぁ、行ってみるか!

・また行きたくなっちゃった!今度はディズニーホテルに泊まって行ってみよう!

など考えが浮かぶようになります。

実際にうちの家族はこのキャンペーンに参加してからディズニーランドに行きました(笑)

パークに何度も足を運んでもらうことによって深いファンになってもらうことができます。

たくさんのリピーターを作ることが企業の安定的な利益を生み出します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?何気なく参加しているイベントを会社側の視点に立ってみたら興味深いですよね。

本当はもう一つ狙いがあると思ったのは、顧客リストを作ることです。

スタンプラリーをコンプリートした人のうち抽選で100名にスワロフスキー社製のクリスタルをあしらったオリジナルパスケースが当たるのですが、スタンプ帳についているハガキに名前と連絡先を書いて送らなくてはいけません。

このハガキを送ってくる人は、深いディズニーファンだということが言えます。

この人たちに、ディズニー関連のダイレクトメールを送ったりすれば広告の効果は大きくなります。

そんな狙いもあるよな~と思いましたが、ハガキの注意書きに個人情報は他のことには使いませんし、使用後は廃棄しますという記載がありましたので、この視点は今回に限っては空振りのようです。

最後に私は東急の回し者でもないですし、ディズニーの関係者でもありません(笑)

お金の勉強をし続けると、ちょっと違った視点を持てますし、面白くさえ思えます。

こういったお金の興味が、経済的自由へ自分を連れて行ってくれて、本当にやりたいことをやって生きていける人生に自らの手でしていく足掛かりになるのではないかと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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