2018/04/10

売買手数料無料!金利無料!!楽天証券の「いちにち信用」からの移管方法

 

1月の株主優待クロス取引のまとめ記事から楽天証券のいちにち信用を使ったテクニックについて計算した手数料を紹介させていただいています。

1月(2018)の株主優待クロス取引(つなぎ売り・タダ取り)オススメ7銘柄(カブドットコム証券)

詳しくそのやり方について説明していきたいと思います。

 

楽天証券の「いちにち信用」取引とは?

当日中に返済をするデイトレード専用の一般信用の取引です。

返済しないと翌営業日に強制決済されます。

一般信用ですから、制度信用できない銘柄も取引できる銘柄もあるってことです。

 

株主優待クロス取引的に気をつけたいのが、

いちにち信用の取引できる銘柄になっていないとできないってことです。

でも、平成29年12月31日現在3308銘柄も取り扱い銘柄があります。

 

楽天証券いちにち信用の一番の特徴

取引手数料、現引・現渡手数料、100万円以上の取引の金利・貸株料が全て無料

ということです。

※100万円未満の取引ですと金利・貸株料は1.9%です。

 

要するに、現物株を完全無料で保有できる方法があるってことです。

楽天証券で現物株を手にいれる方法(いちにち信用買い→現引き)

株主優待クロス取引をするためには、まず現物株を保有しないといけませんね。

 

①いちにち信用買いをする。

その後、

②現引きする

流れになります。

※楽天証券のいちにち信用サンプル画面です。

 

これで売買手数料無料、現引き手数料無料、100万円以上の取引だったら金利も無料。

完全無料で現物株を手に入れることができます。

楽天証券からカブドットコム証券への移管方法

そもそも移管って?

今、株を持っている証券会社から違う証券会社へ「株の引越し」を行うことです。

 

何で移管するの?

株主優待クロス取引では、

①権利付き最終日までに現物買いと信用売りを同時に行って

②権利落ち日に現渡をすることが必要です。(SBI証券のフライングクロスをする時は「現物売り」

③現渡すると、クロス取引の手数料が節約できます。

 

現渡は、同じ証券会社に現物株と信用売りした同じ銘柄がないとできないので、「移管」をするわけです。

楽天証券で現物株を手に入れて、カブドットコム証券へ移管してクロス

権利付き最終日の5営業日以上前に(例えば、祝日のない週の月曜日だとします)

①楽天証券でいちにち信用買い(100万円以上無料)

②楽天証券で現引き(無料)

③カブドットコム証券で一般信用売り(信用手数料と貸株料)←ここの分しか手数料がかかりません!

 

3営業日後(木曜日「受け渡し日」)

④楽天証券からカブドットコム証券へ移管手続き(無料)

※現引き後に受け渡し日を待たないと、移管手続きが開始できないのです。

楽天証券の移管手続きは、WEB上で項目を入力するだけで簡単にできます。(証券会社によっては、書類を郵送しなければならないところもあります)

 

移管手続きから2営業日後(翌週の月曜日)

⑤カブドットコム証券に現物株が移管完了←(最初に信用買いした日を含まないで、5営業日の日数が必要)

 

権利落ち日に

⑥カブドットコム証券で現渡(無料)

 

※これがGMOクリック証券だと7営業かかるから、楽天証券の方が一日短いんです。

この方法のメリットとデメリット

メリット

カブドットコム証券の一般信用売りの売買手数料と貸株料しかかからないことです。

※1月19日追記

資金が移管しない場合に比べて、最終的に半分で済む

例)楽天証券に現物買い分の資金を入れる。カブドットコム証券に一般信用売りできる担保(資金)を入れる→クロスをする→移管する→移管し終わるとカブドットコム証券には現物と一般信用売りが両方あるから現物が担保になる

 

デメリット

移管手続きに時間(日数)がかかることです。

あとは、作業が普通のクロス取引に比べて煩雑なことです。

一回やってみるまで億劫になりますよね。

 

移管しないで異なる証券会社間でクロス(楽天証券とカブドットコム証券)

権利付き最終日より前に

①楽天証券でいちにち信用買い(100万円以上無料)

②楽天証券で現引き=現物株を保有(無料)

③カブドットコム証券で一般信用売り(信用手数料と貸株料がかかります)←ここは上と同じですね。

を同じ日に行って、

 

権利落ち日に

④楽天証券でいちにち信用売り(100万円以上無料)

⑤保有株で現渡(無料)

⑥カブドットコム証券で反対売買(信用手数料がかかります)←ここが上より余分な手数料ですね。

 

この方法のメリットとデメリット

メリット

移管手続きがない分、作業が簡単。

移管しない分、資金が拘束されない。

※カブドットコム証券の一般信用売りの在庫が確保できるタイミングでクロスすればいいだけですから、移管するのに比べて権利付き最終日に近いタイミングまで、資金が自由に使えるという意味合いで記載しています。

あとは、日数に縛りがないということです。

 

デメリット

信用手数料が一回分多いことです。

※両方の証券会社に権利落ち日まで、資金が分散してしまう(移管に比べて倍の資金が最終的に必要)

移管をし終わってしまえば、現物を信用売りの担保にできますが、移管しないパターンでは、最初から最後まで両方の証券会社に資金(担保)がなければなりません。

 

 

具体的な楽天証券からカブドットコム証券への移管手続き

1 楽天証券にログイン後、トップページ内の「設定・変更」タブをクリックし、右下の「移管・買取請求」をクリック

 

2 次の画面の「楽天証券から他社へ」の赤くなっている「申込」をクリック

3 次の画面はこんな画面です

4 証券会社名の○をクリックするとこうなります

移管先加入者コードに自動的に「15561」→「15501」

移管先加入者口座コードに自動的に「11060」

と入ります。

5 空欄を埋めていきましょう

①部支店名は、「本店」

②部支店コードは、「000」

③部支店の所在地は、「東京都」・「千代田区」

④口座番号は、ご自分の口座番号8桁を入力してください。

⑤移管先加入者コードの「15561」「15501」のあとの2マスには「61」と入力してください。

⑥移管先加入者口座コードの「11060」のあとの空欄には、「660000」をまず入力して、次に「自分の口座番号8桁」を入力、最後の2マスには「00」を入れてください。

例→110606600001234567800

という感じに21桁になります。(下線の引いた番号のところに自分の口座番号を入力するんです。)

※証券会社によっては、コピーペーストしてできるところもあるそうですが、楽天証券の移管作業では加入者口座コードを1マスずつ入力しないといけないのです。

⑦すべて入力し終わったら画面下部の「次へ」をクリックしてください。

 

※なんでこういう風に入力するのかは、

カブドットコム証券のこのページに書かれています。

 

6 次の画面はこちら

※1月5日に現物買いしたミサワです。

1月6日に移管しようとしたらこのような表記になりました。

受渡日にならないと移管できないのが楽天証券のちょっと面倒くさいところですね。

※GMOクリック証券ですと、現引き後にすぐに手続きを開始できます

7 受け渡し日以降になると

移管数量が保有数量と同じになりましたね。

赤い□の2箇所のチェックボックスに✔をして→指している「確認」をクリックします(すいません。ちょっと見切れています)

8 内容確認です

次の画面がこちらです。

内容に間違いがなければ、取引暗証番号を入力後、「株式移管」をクリックします。

9 これで終了です

この画面になったら終了です。おつかれさまでした。

 

まとめ

ちょっとめんどくさそうですけど、やってみたら全然大したことないですよ!

でも、すぐ忘れちゃうんでこの記事をすぐブックマークします(笑)

 

手数料をとことん削減していくと、クロスする対象の銘柄がグンと増えますからできるに越したことはないですよ!

途中で書いた、違う証券会社間のクロスも実はオススメです。

 

そのときどきで最善な取引方法を選びたいところですね。

 

 

 

 

 

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Comment

  1. tomotomo より:

    詳細ありがとうございました。
    さっそく、本日 シーズHDを400株 練習でしてみました。
    今から 東京ドームも500で明日約定でする予定です。

    焦って、楽天 移管ページを入力して 「あれっ?いかない」と思ったら
    そうだ、代金受け渡しが と書いてあったな。と思い出しました。
    画面付きの説明はほんとにありがたいです。

    大量残有りの東京ドームも今 楽カブクロス(新語作りました)すれば
    SBI前日クロス約定とほぼ変わらないので、追加練習で買います!
    幅が広がりそうです。うれしいーー(^人^)

    ※前場終わり間際に シーズ300残有りで 迷っていたらなくなって終了しました。
     12時台にみたら、10000以上の残有りだったのでクロスできましたが
     注文し終わって見直したら もうなかった。こまめにチェック大事です。

    いつも役立つ情報ありがとうございます。ほんとにほんとに感謝しかないです。

  2. tomo tomo より:

    移管しないでクロスにあります
    メリット、デメリットの欄に資金が拘束されない。

    楽天移管では どういう拘束が入るのでしようか?

    • ikm3150 より:

      tomotomoさん、コメントありがとうございます。

      喜んでいただけたようで嬉しいです。

      楽天移管の拘束ですが、私の表現の仕方がよくなかったですかね。
      後ほど、文章を少し修正します。

      移管すると権利付き最終日に合わせて5営業日かかるからその前にクロスしなければいけないですよね。
      その早めにクロスした段階からその資金が使えなくなっちゃう訳です。それを資金が拘束されると表現しました。

      移管しない場合は、そういうタイミング的な縛りはないですから一般信用売りの在庫がなくならないタイミングでクロスすればいいですよね。
      その間資金は自由に使えます。そこはメリットからと考えました。

      でも、ここからは追記しようと思いますが、移管する方にも大きなメリットがあります。
      移管し終われば、移管いないのに比べて資金が効率的に使えるんですよね。

      移管しないでクロスすると、一般信用売りした証券会社に担保(資金)が必要で、現物がある証券会社にも現物を買う資金が必要。(資金が最後の最後まで(現渡まで)、両方の証券会社になければいけない)

      移管するクロスは、楽天証券に現物を用意できる資金を入れる。カブドットコム証券に一般信用売りできる担保(資金)を入れる→クロスする→カブドットコム証券に移管し終わると、カブドットコム証券には資金がいらないですよね(楽天証券には、すでに資金も担保もありません)。移管した現物が担保になりますから、移管しないでクロスと比較して、資金は半分で済みます。

      なかなかわかりやすく表現するのは、難しいですが、わかっていただけますか?

  3. tomotomo より:

    上記の分が 1/22が受渡日ですが 1/22 9時以降に移管処理ができるのか?
    1/22 8時台でも入力できるのかご存じでしたら お知らせお願いします。

  4. tomotomo より:

    楽天は 受渡し日の 朝6時から可能と返事でしたので
    今後の回答用にお知らせさせていただきます。

  5. ikm3150 より:

    ありがとうございます!

    価値のある情報ですね!

  6. りん より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。

    ひとつ質問させてください。
    配当と配当調整に関してです。
    同じ証券会社でクロス取引した場合、年末に自動的に差額が返ってくると認識しておりますが、異なる証券会社でクロス取引した場合はどうなりますでしょうか?

    • ikm3150 より:

      りんさん、コメントありがとうございます。

      この度のお問い合わせであまり意識していなかった点に気づくことができました。ありがとうございます。

      私なりに噛み砕いて説明させていただきます。

      特定口座源泉徴収ありとして書いていきます。

      異なる証券会社でクロスする。ということは
      Aで現物株を買う
      Bで信用売り
      しますね。

      ということは
      Aから税金約20%くらいひかれて配当金をもらいます。
      Bには配当全額分の配当落調整金を支払います。

      株の取引的には手数料はそれぞれ払ってますが損得なしですね。

      ですから単純にいうと
      Aでは配当金をもらった分プラス
      Bでは配当落調整金を支払った分マイナス
      になりますね。

      このようにAではプラスBではマイナスという場合、確定申告しないと証券会社間の損益というのは合算されないようです。(私は毎年確定申告していますので意識していませんでしたが)

      ですから、株主優待クロス取引しかしていないと仮定して、

      確定申告しなければ税金分損をする

      と考えられます。

      これは複数の証券会社で株主優待クロス取引取引するにあたって重要なことですよね。

      気づきになりました。ありがとうございます

  7. りん より:

    わかりやすく説明していただいてありがとうございます。
    勉強になりました。

  8. 伊東 より:

    クロス取引初心者です。
    いきなりの質問で申し訳ございません。
    楽天証券のいちにち信用でのクロス取引は出来るのでしょうか?
    移管とか難しそうなので楽天証券のみで手数料を安くクロス取引したいのですが、現引きはまだ未経験で・・・。

  9. 中村 より:

    はじめまして。
    SBI証券への移管は可能なのでしょうか。
    カブドットコム証券への移管に関する情報はあっても、SBI証券は無いため、難しいのかなと思っておりますが。

    • ikm3150 より:

      中村さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

      SBI証券にももちろん移管できますよ。

      今までSBI証券の一般信用売り短期は5日間でしたので、移管手続きの日数的に情報があまり出てなかったのかなと思います。

      https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=service&dir=service&file=home_store_ikanservice.html

      SBI証券への移管の流れが書いてあるSBI証券のページです。

      書類による手続きのようですね。書類を請求して、書いて郵送して、手続きしてもらうという流れのようです。

      今からですと4月末のは難しそうですね。
      移管のご予定があれば、書類だけ請求しておいて、手元にストックしておいた方が今後の流れはスムーズかと思います。

    • 中村 より:

      迅速なご回答ありがとうございました。
      たしかに一般売り短期の期間があったのがネックということですね。
      一度、試しに来月ぐらいでトライしてみたいと思います。ありがとうございます!

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